今日は「地球がもし100cm球だったら」の話です。 
海はそんなに広くはなく海の水はそんなに潤沢ではないのである。海というより地球全体の水は驚くほど少ない。

このごろ中学生などに水の問題についての話(課外授業のようなもの)をよくやるが、テキストに子供だけの『地球がもし100cm球だったら』(永井智哉著 世界文化社)という本を使う。大きなものは縮尺するとその実態がわかりやすくなることが多いのだが、この1メートルの地球の大気層は1ミリしかない。エベレストは0.7ミリと二キビぐらいのもの。海の深さは平均して0.3ミリ!しかない。一番深い海溝でも0.9ミリ。深さ平均0.3ミリの海の水は全部集めても660ccしかない。ビール瓶一本の量だ。私達の飲み水の淡水は17ccだがそのうち12ccは南極や氷河などで凍結していて飲めない。海から海水が蒸発して雲にたり山にぶつかり雨になり川に流れてそれを溜めて飲んでいるわたしたちの飲料水はわずか5ccしかない。スブーン1杯にも満たない量なのである。地球に水はそれだけしかない。よその天体のどこからも地球に水はやってこない。買い占めしたってそのもとは5ccしかないのである。 

その浅くてかぎりある海に放射能汚染された水をいとも簡単に流してしまう国、というのは文明国なのだろうか、と考えてしまう。 
海から蒸発する水蒸気によって大地は水分を回収しそれを人間が飲む。汚染は海の生き物を食物連鎖によって確実に有害化させていく。だから原発関係者やNHKの解説者などが「海は広いから希釈されてすぐには人体に影響はない」などと言っているのを聞くと、この子供むけに書かれた本を持っていって広げて見せてあげたい思いにかられる。 

今度の件で原子力の科学者などという人がいっぱい出てきたが、この人たちは難しい計算や理屈は述べられるかもしれないが、空気とか水とか土などといった、いま我々のまわりを取り囲んでいる一番大切なものについて、どれはどの知識があるのだろうか、という本質的な疑問をもつ。
「風まかせ赤マント」椎名誠著より転載

Mediaの喧伝は端(はな)から鵜呑みにしてはいけないのです。
負の食物連鎖は私達の子々孫々に深刻な影響を与えるのですネ。
しかしもう放出してしまったのは如何(いかん)ともできず、人類の叡智で乗り越えていかなければなりません。

ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ (Rodrigo y Gabriela) は、メキシコ出身でアイルランドを拠点に活動する男女アコースティック・ギターデュオです。
リードギター担当のロドリーゴ・サンチェス (Rodrigo Sanchez) とリズムギター担当のガブリエーラ・クインテーロ (Gabriela Quintero) による、リズミカルかつ速弾きを駆使したインストゥルメンタルギターが特徴。
このすさまじきfinger techniqueを堪能下さい。



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今日はお茶の水に出没です。
過去二回訪れて満席で入れず、今日は三回目の挑戦でやっと入店しました。
今日のお店は、美味しそうな雰囲気ビンビンの「風夢堂 (フウムドウ)」さんです。

住所: 東京都千代田区外神田2-1-6
電話:03-3252-7278
定休日:土曜・日曜

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お店の外観です。
店名の由来です。
風にのって植物の種が運ばれ、やがて芽吹き花を咲かせ実がなります。
その実を料理し、夢を見させるのが調理の技術
そんな場所=堂 でありたい 
それが風夢堂です


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店内の雰囲気です。いつも満席なのが分りました。このお店テーブルが5席しかなく10名の入店があればそこで入場stopになるのですね。

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メニューです。

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今日のオーダー「岩手あべ鶏の唐揚げ定食」@800円です。
画像でお分かりの通り美味しそうでしょ。
サラダがシャキシャキして美味しいです。ドレッシングもこのサラダによくあっています。
スープはたくさんの三つ葉が浮かんだコンソメスープです、これもこの唐揚げによくあっています。
唐揚げはかなりのボリュームです、ちょっと多すぎる感もありますが。
この唐揚げ、衣が美味しいです、まるで上質のパイを食べているよう感じです。
肉は胸肉なのでhealthyですが、個人的には腿肉の方が好きなのです。
でもここの胸肉は柔らかくてとても美味しい。
どうやら私の三度目の挑戦は吉とでたようです。
あえて瑕瑾(かきん)を申せばmenuから帰納するに、名酒を揃えているせいかお酒の値段が高いのです。
私の様に鯨飲するものからすると料理は安くついても飲酒代が高くなるので結果大名料金になってしまうでしょう、多分?

それでは(^_-)