今日は「原発事故は人災!」の話です。 
日本共産党に、吉井英勝議員っていう国対副委員長をやってる人がいる。京都大学工学部原子核工学科を卒業してる原子力の専門家で、現在68歳だけど、自民党が推進してきたデタラメな原発政策について、何年も前から警鐘を鳴らし続けてきた。5年前の2006年3月には、全国の原発の8割が、地震で津波が発生した時には冷却できなくなり、炉心溶融の恐れもあるって指摘してる。

以下は2006年12月22日付、衆議院議員吉井英勝君提出巨大地震の発生に伴う安全機能の喪失など原発の危険から国民の安全を守ることに関する質問に対する答弁書」からの抜粋です。

【質疑 1−1】
原発からの高圧送電鉄塔が倒壊すると、原発の負荷電力ゼロになって原子炉停止(スクラムがかかる)だけでなく、停止した原発の機器冷却系を作動させるための外部電源が得られなくなるのではないか。

【答弁 1−1】
我が国の実用発電用原子炉に係る原子炉施設(以下「原子炉施設」という。)の外部電源系は、二回線以上の送電線により電力系統に接続された設計となっている。また、重要度の特に高い安全機能を有する構築物、系統及び機器がその機能を達成するために電源を必要とする場合においては、外部電源又は非常用所内電源のいずれからも電力の供給を受けられる設計となっているため、外部電源から電力の供給を受けられなくなった場合でも、非常用所内電源からの電力により、停止した原子炉の冷却が可能である。(以下略)

【質疑 1−6】
大規模地震によって原発が停止した場合、崩壊熱除去のために機器冷却系が働かなくてはならない。津波の引き波で水位が下がるけれども一応冷却水が得られる水位は確保できたとしても、地震で送電鉄塔の倒壊や折損事故で外部電源が得られない状態が生まれ、内部電源もフォルスマルク原子力発電所のようにディーゼル発電機もバッテリーも働かなくなった時、機器冷却系は働かないことになる。この場合、原子炉はどういうことになっていくか。原子力安全委員会では、こうした場合の安全性について、日本の総ての原発一つ一つについて検討を行ってきているか。また原子力・安全保安院では、こうした問題について、一つ一つの原発についてどういう調査を行ってきているか。

【答弁 1−6】
地震、津波等の自然災害への対策を含めた原子炉の安全性については、原子炉の設置又は変更の許可の申請ごとに、「発電用軽水型原子炉施設に関する安全設計審査指針」(平成二年八月三十日原子力安全委員会決定)等に基づき経済産業省が審査し、その審査の妥当性について原子力安全委員会が確認しているものであり、御指摘のような事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。

【質疑 1−7】
停止した後の原発では崩壊熱を除去出来なかったら、核燃料棒は焼損(バーン・アウト)するのではないのか。その場合の原発事故がどのような規模の事故になるのかについて、どういう評価を行っているか。

【答弁 1−7】
経済産業省としては、お尋ねの評価は行っておらず、原子炉の冷却ができない事態が生じないように安全の確保に万全を期しているところである。

で、この3つの質疑と答弁を見ただけでも、長年の調査によってホントに危険だと思って質問をしてる吉井議員と、何も考えずに官僚が書いた原稿を棒読みしてるだけの河野議員(安倍晋三の代弁者)の様子が見て取れたと思うけど、3つの質疑と答弁から分かることは、当時の安倍内閣が原発の安全対策についてどんなふうに認識してたのかってことで、それは、次の3点だ。

1.何らかの事故で原発の冷却系の外部電源が切断された場合でも、非常用の電源に切り替わるから何も問題ない。

2.地震や津波に関しては、申請ごとに経済産業省(原子力安全保安院)が審査して、それを原子力安全委員会が確認してるので何も問題ない。

3.地震や津波で原子炉が停止したあとに電源が切断されるというような事態は絶対に起こらないように万全を期しているので、起こった場合のことなど考えていない。

「世界最悪の原発事故を起こした自民党の総理大臣」きっこの日記より転載

これを読む限り今回の原発事故って“完璧な人災”じゃないですか!
吉井議員は大地震の引き波を危惧されていて、今回は津波というプラスマイナスの差だけですが本質は一緒です。
きっこさんは自民党の総理大臣が諸悪の元凶としていますが、しかしその総理大臣を負託したのは我々日本国民ですからね、この点は反省しなければなりません。
しかし日本人は本当に危機管理ができない民族なのですね。
5年前に警鐘を鳴らしていた人がいたとは・・・この警鐘を真摯に受け止めていたらここまで悲惨な状況にはならなかったのでしょう!

こういう暗いネタの後にはスカッとした動画で口直しをして下さい。
当時、2002日韓共催の前にナイキがスタープレイヤーを一同に集めて開催された、シークレットトーナメントです。 懐かしい顔が続々! NIKE CM 完全版!!
なぜか中田さんもでています。


今日のお店は、本当に久々に晴海トリトン内にある「ぽっぽっ屋ラーメン」さんにお邪魔しました。

住所: 東京都中央区晴海1-8-16 晴海トリトン3F
: 03-5144-8259
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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今日のオーダーは「醤油ラーメン」@800です。
無料トッピングは野菜、タマネギ多め、ニンニク別皿です。
久々にきたらstaffさんが総代わりしていました。
ミャンマー人がいなくなった代わりに居丈高(いたけだか)と馬鹿丁寧なチャンポン日本語を話す変な中国人がホールstaffとなっていました。
野菜の盛が少し低くなったような気がします。
それでは実食です。まずは野菜の天地返しです。するとおなじみの荒縄麺が登場します。
おもむろにスープをすすります。アレッ、スープが熱々、しかもすごく美味しくなっている、どうしたんだろう、何があったんだろう?
暫くぶりに食べた「醤油ラーメン」はバリ美味ラーメンに変身していました。
もともと美味しいのに、野菜が臭かったり、スープがぬるかったりして味に安定感のないお店でしたが、今回の変貌には大満足です。
これは美味しい、最高です合格合格合格合格合格
また来よう♪

それでは(^_-)