今日は「徴兵逃れ」の話です 
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永代橋が架橋されたのは、元禄11年(1698年)8月で、江戸幕府5代将軍徳川綱吉の50歳を祝したものです。現在の位置よりも100m程上流、(西岸中央区日本橋箱崎町、東岸江東区佐賀一丁目付近)当時大渡し(深川の渡し)のあった場所といわれています。隅田川で四番目に作られた橋です。
昭和31年、この橋の深川よりアーチ内部からミイラ化した男の遺体が発見されました。死後20〜30年経っていました。遺体の情況からみて,男は自分からアーチ内部に入った様ですが,遺体には外傷は無く詳しい事は分からないらしいのです。しかし,男は誰にも気付かれずに20〜30年の年月を かけて、アーチの中でミイラになっていったのです。
「東京・立ち寄りよりどころ」「永代橋wikipedia」参照
都市伝説なのでしょうか、このミイラの件(くだり)は、私の住んでいた下町では次のようにいわれていました。
ミイラになった男は徴兵されるのが嫌で逃げ回っており、思いあまって永代橋の橋桁に身を隠していた。
ところがある日何かの拍子に足が橋桁に挟まり抜けなくなった。助けをもとめて声をあげるも、あまりに橋の奥深く隠れていたので声は届かず、結果餓死して亡くなりミイラ化した。

永代橋の話をすると必ずこの話になるのですが、冷静に考えると「死人に口なし」の通り、ここまでの話はこの方の身内の方に聞かなければ分るわけもなく、やはり作り話なのでしょうか・・・
いずれにしても永代橋はミイラ橋として下町の子供達は年長者から擦り込まれていたのでした。
ところで徴兵逃れというと、醤油飲みですね。これは醤油を飲むと、血中の塩分濃度が異常に高くなり、一時的に腎機能を低下させることができるからです。当時は腎臓を悪くしたら激しい運動させてはいけないと言われたので、腎機能障害により徴兵免除ということになりました。
現代でも韓国で徴兵を免れるために腎不全を装う細工をしたとかで、スポーツ選手や芸能人を巻き込んだ一大スキャンダルを起こしたほど、ポピュラーな徴兵逃れの方法だったそうです。
でも醤油を大量に飲むと死に至る可能性もあり、この徴兵逃れはかなりriskyな手法ですね。

今日のお店は大井町の超人気洋食店「ハピネス」さんです。

住所: 東京都品川区大井3-4-1
電話:03-3375-5825
定休日:日曜日

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お店の外観です。リニューアルしたようですね、オサレな外観です

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店内の雰囲気です。茨城訛り?のお母さんと息子さんの二人できりまわしている庶民的でアットホームなお店です。

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メニューです。

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私のオーダー「オムライス」@800です。このお店入店して即に分ったのですが、焼スパのお店だったのですね、お客の8割強がカレースパやナポリタンを頼まれています。このお店の盛り付けは有楽町「ジャポネ」さんのようなエベレスト盛です、駄目ですこんな大盛たべられません。そうなのです実は私B級gourmet (美食家)であってgourmand(大食漢)ではないのです。
結果何となく盛の少ない様な気がした「オムライス」を頼みました。待つこと5分位でサラダがでてきました、葡萄が美味しいですね、野菜のedgeも立っていて結構です。
そしてさらに待つこと15分で息子さんが「オムライス」の調理を始めました。こんもりとしたライスをフライパンに入れ強火でアオリます、アオリます、アレッ、あんまりアオリません。どういう事何のでしょう、そして強火のコンロの上で放置しています。焦げないのでしょうか・・・しばらく放置してから仕上げのアオリをしてトロトロ卵に包(くる)み完成です。でてきた「オムライス」をみて納得しました、ここの「オムライス」は焼きライスなのですね、焦げない理由は多めのケチャップ、ソース、スープ等がライスに大量に含まれていてゾル状態になっているからです。
味ですか、昭和の味です、すこし酸味がきいたケチャップ、ソース味にタマネギが良いアクセントになって調和しています、美味しいじゃないですか!
焼きライスだけあってとても熱く、食べていると汗が噴き出ます。
イケますね、卵のトロトロが絶妙です、結構でした。
大井町に昭和の洋食屋さん健在です、ご馳走様でした。
そうそう「オムライス」もデカ盛でした、小食の人は敷居が高いかもしれません、私も最後食べきれず、お母さんに謝って残してしまいました、ハイ。

それでは(^_-)