今日は「校歌考」です 
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最近よく飲み屋さんで大学生と会話します。そこで驚くのは皆、自分の大学の校歌を知らないといっていることです。最近会った、東洋大学、東京理科大学の学生さん皆異口同音、平気な顔で知りませんよ、って言っています。これには驚きました。
さらに東京理科大学の学生さんに、理大卒業生で一番有名な人物は?と聞けば、そんな人いませんよ、ですって、東京理科大学といえば、夏目漱石の坊ちゃんじゃないですか、さらに坊ちゃんは東京理科大学の125周年記念イメージキャラクターにもなっているのに・・・
幸ひ物理学校の前を通り掛ったら生徒募集の広告が出て居たから、何も縁だと思って規則書をもらってすぐ入学の手続をして仕舞った。今考へると是も親譲りの無鉄砲から起った失策だ
「坊ちゃん」夏目漱石著より転載
物理学校というのは専門学校で、いまの(飯田橋の外濠端にある)東京理科大学の前身です。その後は小説の通りで、中学を辞職した坊っちゃんは、東京に帰郷し街鉄(後に都電と呼ばれるようになる路面電車のこと)の技手となりました。
今でいうエンジニアとして勤務したのですが、実態はエリートテクノクラートじゃないですか、充分誇りにしてよい先輩だと思うのですが。

閑話休題
日本三大校歌は慶應義塾大学、早稲田大学、明治大学の校歌だそうです。個人的に一番好きな校歌は明治大学の校歌です。歌詞がいいしメロディラインも良く歌いやすいですね、歌い終わった後はとてもすっきりします。
今月末豚児の通っている法政大学の学長から学校に招かれているので、ここでは学長と肩を組んで法政大学校歌を高歌放吟してくる予定です。
今のご時世だと校歌を知っている、歌っているといのうは有名大学にいっているんだぞという事を鼻にかけている輩(やから)みたいで、今の学生に校歌は敬遠されているようですね。
そういうことではなくて、折角縁あって入学した大学だから、親しみ、愛さないと、卒業までの4年間が空虚になるとおもうのですがね。能動的な働き掛けがないと大学に魅力を感じませんし、大学も魅力を与えてくれないのではと思います。だから校歌を歌わなければならないというStreotypeな話でもないのですが、やはり日本の大学は卒業が簡単すぎるからこのようなennui(アンニュイ)な風潮を醸成させるのでしょうか・・・それともただのオジの戯言(たわごと)なのでしょうか?

今日のお店は、神田にある、「本物の男以外、食うべからず」の惹句であおる、東京で本場の吉田うどんが食べられる「木花(このはな)」さんにお邪魔しました。

住所: 東京都千代田区内神田3-5-3 第2矢萩ビル 1F
電話:03-3254-4533
定休日:土、日、祝日

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お店の外観です、炭火割烹のお店の様です

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店内の雰囲気です。ここは下駄箱がなく、下足はビニール袋に入れて座敷に上がります、今日は荷物が多かったので上がるのに一苦労しました。高級割烹なら下駄箱がくらい置いていてもいいのになと思う今日この頃です。

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メニューです。

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今日のオーダー「ぶっかけカレーうどん」@750です。
まずは、自信あふれるお店のうどんの紹介です。
吉田のうどん 富士吉田
富士山麓の涌水で仕込む吉田のうどん
最も大きな特徴は、硬く非常に腰が強く、麺事態にコクがあることである
特に中心部に向かって硬い食感を残す
一般のうどんは、上あごや舌、唇、箸ではさんでちぎることができるが、
しかし吉田のうどんは、歯でしっかりと噛まなければ絶対切れない
まさに吉田のうどんは、 「男のうどん」 なのである
箸で持ち上げるとズシリとくる手ごたえとそれに負けないコシ
昔気質な頑固なうどん これが 「吉田のうどん」 である

まずは実食です。うどんは歯ごたえがありますが、私が富士吉田で食したものよりは少し硬さがsoftのようですが悪くはありません。出汁(ダシ)はどうでしょう、あれ味醂が強すぎます、甘辛いじゃないですか、カレーも粉っぽいしイケません、これはペケポンですね。
さらに鶏肉は作りおきなのか硬く、パサリンコとなっています。変な臭さもあり、これもペケポンです。
うどんはよいのですが、それ以外は何か作り手が意図的に勘違いしているような・・・
わざわざ思い荷物と靴を持って上がったのに残念な昼食となりました。
こんな日もあります。

それでは(^_-)