今日は「説明してくれなければわかりません」の話です。
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大阪在住のころ近くの定食屋さんに「木の葉丼」という食べ物がありました。何で「木の葉丼」っていうんだろうという?マークが湧きあがりとうとう雲の塊になってしまい、たまらずお店のおばさんに確認しました。
「木の葉丼」とは、椎茸を木の葉状に切ってそれを卵と海苔であたかも木の葉のように見せるものなのです。ところが今は材料のみが昔のまま使われており、何れも木の葉の様にはなってないので関西人以外は全く理解不能だとのことです。一説には狐が木の葉で化かしますので、それはそれで良いという事になっているそうです。
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「木の葉丼」が関西の「説明してくれなければわかりません」食べ物であるならば関東では「おかめそば」でしょう。おかめそば江戸の七軒町にあった「太田庵」という蕎麦屋が考案したとされる種もので、売り出された時期は幕末の頃しかわかっていません。正当「おかめそば」の具の並べ方は、まず食べる側から見て丼の一番奥に蝶型に結んだ島田湯葉を置いて、娘の髪型を表します。マツタケを中央において鼻に見立て、二枚のかまぼこで下ぶくれの頬にしたてます。このかまぼこを下に向かって開くように置くのがミソで、こうしないとおかめの愛嬌のある顔になりません。
「江戸っ子はなぜ蕎麦なのか」岩 信也著より転載

ここ数年「木の葉丼」も「おかめそば」も食べたことがありませんが、何れも説明してくれなければ何でそういうのかわかりませんね(笑)

今日は「おとなの週末」決定版覆面ランキング64店、丼の王様「親子丼」で晴れの第一位に輝いた築地「辰の字」さんの暖簾をくぐりました。

住所: 東京都中央区築地3-14-5
電話:03-3546-2162
休日:土曜日・日曜日・祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。背中を向けているのがご店主の礒野辰成さんです。

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ランチメニューです。ランチメニューは「やき鳥丼」、「親子丼」、「鳥真如揚げ」の三点です。九割以上の方は「親子丼」を頼んでいます。

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このお店は創業25年の人気焼鳥店です。
今日のオーダーはお約束の「親子丼」@850です。パチリでご覧の通りできたてを前に思わずため息・・・食べるのを一瞬ためらうほど、美しいでしょう。
卵の黄身と白身がつややかに、そしてふわふわと揺れています。その中に抱かれるように、顔をのぞかせるのは大山(だいせん)鶏の肉です。ちなみに卵は奥久慈の卵を使っています。どちらも品質が安定しているのが特徴だそうです。
味ですか、さすが日本一だけありますね。まず鶏肉が美味しいのです、肉量は180gもあるのでくどいかなと思いきや、脂で味がくどくならないよう、皮を三割ほど落としておく工夫がなされています。それと卵が美味しいのです、こんなに美味しい卵はたべたことがありません、後半は鶏肉が減ってくるのでほとんど卵丼みたいな様相を呈するのですがトロリアンの私としてはこれまたたまりません。
店主の礒野辰成さんは「なにより大切なのは、肉や卵、しょうゆなどの品質をしっかり保つこと。そこに神経を集中させています」といわれていますが、成程です。
ランチでこれほどの至福感を味わったのは久々です合格合格合格合格合格
ご馳走様でした 

それでは(^_-)