今日は私の思春期の恥ずかし話です。
私の恥ずかしい話は高校生の時「大事なトコロを女性に見せた」ことです。
中学校から剣道していた私は高校二年生のとき剣道青年の誰もが通過儀礼としてなる「いんきん」になったのです。
いつも股間をポリポリ掻きながら、坊主頭で”女子無用”という顔で校内(男女共学)を闊歩する姿は凛々しくもあり、これが剣道家の正しい姿であると盲信していたのでした。
ところがこの病気思った以上にあまくなく、当初はタムシチンキなど塗ってしのいでいたのですが、病状が悪化してきてそのうちがでるようになってきました。
おまけに布団に入って身体が温まると痒くて眠れません、掻けば瞬間は気持ちいいのですが、その後今度は痛くて眠れないという、まさに無間地獄に陥ってきたのです。
ある日妙案を思いついたのでした。夜中に患部を掻くから悪化するのであれば、掻かないような対処策を講じればいいということで、両手に軍手をつけてその上から外れないようにガムテープでグルグル巻きにして寝たのです。次の日朝起きると、頑丈にテーピングした軍手が外されているではありませんか、早速母親に、誰が僕の軍手外したの、余計なことしないでよ!といいますと、母親は即座に、朝からバカなことをおおいでない、誰があなたの軍手なんぞ外すもんですか、と一笑に付されたのです。私はこの事実を目の当りにして愕然となりました。このままでは駄目だまだ結婚前なのに陰部が溶けてしまうと思った私は、意を決して地元の皮膚科の門を叩いたのです。

受付をすませ呼ばれるのを待っていた私は、思春期になって初めて他人に大事なトコロをもろに見せる恥ずかしさで身も心も捩(よじ)れんばかりになっていたのです。
しばらくして名前が呼ばれて診察室入り、そこに坐っている先生が女性であることに初めて気付いたのでした。私は即座に踵を返して退室しようとしたのです。
すると先生は予め診察内容を申し送りされていたので、余計なところは見せなくていいから、とりあえず見せてみなさいと、おっしゃったのでした。
事ここに至っては致し方なく、神妙に陰部をご開帳したのでした。すると先生は笑いだし、良くここまで我慢したわね、といわれました。
先生曰くたまに運動をやっていて「いんきん」になり、陰部を見せるのが嫌で重篤な状態でくる学生はいるとのことでしたが、ここまでひどいのはなかったようです。さすが武術家、やせ我慢将軍!とまでいわれたのでした。結局完治するまで半年を要しました。

今思えば何気ないことですが、当時は自己韜晦の強い思春期だったからなのですね。
たまに風呂場でその当時の名残を見ると、女医さんの驚いた顔が浮かんできます。
私の青春の蹉跌のワンシーンでした

今日も昨日に続けて浅草に打合せで出没です。今日のお店は下町中華No.1の「香港楼」さんです。

住所: 東京都台東区雷門1-6-7
電話番号:03-5358-0998
定休日:無休

香港楼61
お店の外観です。このお店、浅草の中華では私の一番好きなお店です。

香港楼62

香港楼63
今日のオーダー「鰕仁豆腐(えびと豆腐の煮込み)+杏仁豆腐+漬物 +スーブ+ご飯お代わりし放題」@800です。これは鰕仁が美味しいですね、とてもプリンプリンしています。口内での鰕仁の躍動感はタマリマセン。上品なマッタリした味付けは純粋無垢の豆腐まで変身させます、これはイケます。値段が安いのは下町ならではですネ

香港楼64
韮菜餃子(ニラまんじゅう)@500 です。ルビーの如き輝きです。さらにホッコリした餡にジューシィな肉汁、滋養深い味わいです、これはイケました。

やはりこのお店はとても美味しゅうございます、ご馳走様でした

それでは(^_-)