今日は「心のこり」の話です。
「心のこり」といえば北海道真狩村出身の細川たかしさんが想起されますが、デビュー前、すすきののクラブではスゴイ人気だったそうですね。たしか「すすきのの森進一」とかいわれていて飛ぶ鳥を落とす勢いだったのです。すすすきのクラブのママさん達からよくこの「細川たかし伝説」は聞かされていました。私が札幌にいた時は、細川たかしさんは既に芸能界でBreakしており、その派生的勢いで、剃髪のお父さんの細川かかし(本名細川松次郎)さんがよく札幌のMediaに露出していました。結構ボケキャラで面白かったのです。ある時細川かかしさんでなく細川たかしさんが、たしかラジオ(STVラジオ?)の放送で「俺って親父にそっくりなんだよね、引退するまで持つかな」っていっていました、これは前後の会話からこの発言を読み取ると、親父みたいにツルッパゲになっちゃうんだろうな、という意味です。この間偶然TVで細川たかしさんを見てこの件(くだり)を思い出したのです。遺伝だったのですね、ご愁傷さまです(笑)
伊勢ろく1
閑話休題、私の「心のこり」は「お菊人形」だったのです。札幌に転勤する前からこの怪奇伝説の「お菊人形」が札幌近郊の栗沢町にあることを知っていたのです。私はこれが見たくて見たくて堪らなかったのでした。たしかその当時はお盆の期間しかご開帳されなく、なかなかそのタイミングが掴めなかったのです。ところが東京への転勤が決まった年のお盆、ラストチャンスが廻ってきました。偶然栗沢に家族と行く機会があり、私は奥様に、折角栗沢までわざわざ来たんだから、萬念寺(お菊人形の安置寺)に行かない、と極めて丁重に申し入れをしたのです。すると奥様からは、そんな人形見たら呪われます、と猛反対です、貴方が下手に出るときにいい話はありません。行きたければ来年のお盆に札幌に出張を作って一人で行ってきてください、と取り付く島もありません、そこで作戦を変えて子供達に、お前たちは、札幌の思い出作りに是非見てみたいよね、というと、そんな毛が伸びる人形なんか見たら、絶対に祟(たた)られる、とこれまた即座に拒否られたのです。結局薬局、萬念寺のほんのすぐ側まで来ていたのに、家族全員から猛烈に押し返されたため、多勢に無勢で私の望みは掻き消さてしまったのです(悲)
しかし毛根もなく何で毛が伸びるでしょうね、私は、アデランスとかアートネーチャーとかのカツラメーカーの技術者は何でその謎を解明しに栗沢まで来ないのかなと本当にその当時不思議に思っていたのでした、解明すれば間違いなくBig Hitでしょう(笑)
参考までに「お菊人形」伝説を記しておきます。
【OOT】
そもそもお菊人形は、近くに住む鈴木永吉さんが大正7年札幌市において開催された大正博覧会を見物の帰り、8月15日札幌狸小路の商店で幼い妹菊子におみやげとして買って来たオカッパの胸の鳴る人形であった。
菊子は大変喜び、毎日人形と共に楽しく遊んでいたが、不幸にして大正8年1月24日3歳にして死亡。葬儀の際大切にしていた人形を悲しみのあまり、棺の中に入れて持たせてやるのを忘れ、出棺後この事に気がつきしかたなくお骨と一緒に仏壇にまつり、生前の菊子を思い出しながら朝に夕に回向しているうちにいつともなく髪の毛がのびだし、家族は「菊子の霊が乗り移った」と信じ大切にお祭りをするようになった。
その後鈴木永吉さんは樺太に移転することになり、昭和13年8月16日妹菊子及び父親助七のお骨と人形を萬念寺に頼み出発。 終戦後引き揚げて、追善供養のため萬念寺に参詣した所、納骨した時よりさらに髪の毛がのびており、本当に不思議なことと思い、お人形を萬念寺に納め先祖代々供養を願い出たのである。

【UNQOT】
慈光山 萬念寺「お菊人形由来」より転載、尚画像は「探検隊:お菊人形」より転載です。

今日は神田に出没です、ビジネスマン用安美味店が櫛比の如く並んでおります。今日のお店は最近、関口、三宅「どっちの料理ショー」おいしい応援団!マチャアキ「チューボーですよ」巨匠の店!「TVチャンピオン」和食 特別審査委員!等でTV露出の多い、焼鳥専門店「伊勢ろく」さんです。

伊勢ろく2
お店の外観です。

住所: 東京都千代田区内神田2-12-3
電話:03-5294-7120
定休日:日曜、祝日

伊勢ろく3
店内の雰囲気です。

伊勢ろく4
スープと香のものです。のっけからイケますね、ツクネのシャキシャキ、結構です

伊勢ろく5

伊勢ろく6
今日のオーダー「親子丼」@680です。
お店推奨の「親子丼」の食べ方です。
まず、どんぶりのふたを軽く開け、やげんぼりの七味唐辛子を少々、三つ葉のまわりにさっとふりかけ、一度ふたを閉めて蒸します。そのまま約3〜5秒おいてもう一度ふたを開け、醤油と味醂のほのかなにおいを味わいながらどんぶりに箸を入れます。 隅の方から卵をくずさないように、ご飯と一緒に一口ずつ口にはこびます。二、三口食べた後、香のものを口直しに軽くつまみます。その際、決して香のものをどんぶりの上からふりかけたり、卵とご飯をかき混ぜたりしないで召し上がって下さい。以上が当店の親子丼を、より美味しく食べるコツでございます。
味ですか、チョット食べ方が面倒くさいですが、箸をつけてみるとこれがすごく美味しいのです。毎日生みたての自然卵これがイケるのですね。独自の秘ダレが卵のコクを旨く引き出しています。三つ葉がこの丼を引き締めています。しいていえば親子丼なのに親の分量が少ないのが気になりますが、全体的にはデラ美味合格合格合格合格合格「親子丼」といっていいでしょう、この味でこの値段は紛うことなきトップレベルのB級グルメ店です、ご馳走様でした

それでは(^_-)