今日は「宮沢賢治はりんご好き」の話です。
賢治の作品には「苹果りんご」を用いた表現が多く出てきます。「風の又三郎」や詩「無声慟哭」には赤い頬を形容することばとして、「氷と後光」や「双子の星」には甘い香りの象徴として使われています。
【中略】
賢治は堅実な暮らしぶりから粗食家だったと思われます。その根拠として「雨ニモマケズ」の一節「一日ニ玄米四合ト 味噌スコシノ野菜を食ベ」という件(くだり)があります。
玄米食は健康にいいとされますが、あくまでも肉や野菜をバランスよく食べるのが基本です。玄米食四合分のエネルギーは約920キロカロリー(食品成分表より算出)。味噌と少しの野菜を加えても1,000キロカロリーに過ぎません。厚生労働省が推奨する一日の栄養所用量は30歳の男性で2,500キロカロリーです。いくらりんごを食べても、これでは追いつくわけがありません。さらにタンパク質やビタミン類など、他の栄養素も必要になってきます。
【「銀河鉄道に乗ってりんごを食べよう」 秋山滋(児童文学作家)】より転載
実際賢治は32歳の時、過労と栄養失調で倒れ、その後急性肺炎を併発し闘病生活の末37歳でなくなりました。やはり一生懸命働くのであれば、しっかりと食べなければ賢治さん。

ということで宮沢賢治さんのオマージュではないのですが今日は日本人といったらおにぎりでしょうということで、最近ビジネスマンの間でブレークしているおにぎり屋「ほんのり屋」さんです。

住所:: 東京都千代田区丸の内1-9-1JR東京駅八重洲中央口改札内
TEL:03-5219-1136
定休:無休

お店の外観です。ちなみに経営母体はJR、JRといえばジェイアール東日本フードビジネス株式会社さんです、当たり前か(笑)
ほんのり屋1
お店の外観です。

お店の惹句です。
お米
ふっくらとやわらかな会津産コシヒカリは、お持ち帰りいただいても、おいしく召し上がっていただけます。
海苔
風味の優れた海苔を厳選し、食べやすいように「大きくたすき形」に巻きました。

ミネラルを豊富に含んだ沖縄産天然海水塩を使用。ごはんの甘みと旨みがひきたちます。

米がもっとも吸水する研ぎはじめからアルカリイオン水を使用し、香り豊かに炊いています。
おひつ
ごはんは天然椹(さわら)のおひつに保存。木肌が余分な水分を調整し、握るまでの芯温を最適に保ちます。

ほんのり屋2

ほんのり屋3
今日のオーダー「椎茸昆布」@180です

ほんのり屋4

ほんのり屋5
時間制限でお味噌汁一杯サービス(普通は@150です)があります。ちなみに今日のサービスは「ナメコ汁」です。味ですか、やはりコシヒカリのおにぎりは美味しいですね、味噌汁一杯サービスも嬉しい限りです。定番メニューも、塩むすび、おかか、かりかり梅とじゃこ、高菜辛子、明太子、梅干、炙りたらこ、海老天むすび、紅鮭まぶし等ありとても充実しています。
日頃多忙でお昼を食べそこなうことが多く、このように手軽にしかも手早く「和食」が食べられるお店の出現は諸手を挙げて賛成です

それでは(^_-)