今日は「鶏」の話です。
先進国では人間の数と鶏の数はだいたい同じ程度らしい。人間が一人生きてゆく為に、鶏一羽の助力を必要とするということだろう。
すると日本には一億羽以上いることになる。みな養鶏場に囲われてしまってとんと顔を見ない。昔はどの家でも飼っていた。産み立ての卵を鶏小屋からいただくのはうれしいものだった。
今わが国の鶏卵生産量年間年間250万トン。一個60グラムとすると年間4000億個。ものすごい数だ。サイズ5cmとして一列に並べるとなんと地球を500週する、本当だろうか、何度か計算してみたが本当である。
よくもそんなに鶏の卵を食うものだ。それ以上によくもそんな産む。
そもそもキジ科の野鳥だった。品種改良という技術はおそろしいものである。
弥生時代にはもう飼われていた痕跡がある。でも肉や卵の為ではなくもっぱら泣き声のためだったようである。朗らかな声で景気よく朝を告げる。
【うたの動物記 ニワトリ心ひかれる泣き声 小池光】より転載

そうなのですか、ニワトリ君は目覚まし時計替わりだったのですね…しりませんでした。
私は鳥が嫌いで特にニワトリ君は大大嫌いです。万が一私を葬りたかったら、朝方私の枕元にニワトリ君一羽を放り込めば用が足りるでしょう(笑)
昼間なくニワトリ君の声は罪深い感じがし玄妙だといわれていますが、私はその声そのものを忌避するものです。

今日は洋食が食べたく大人のお子様ランチを供する有楽町キッチン「大正軒」さんです。
このお店大正三年巣鴨に創業した精肉店が、昭和38年東京交通会館落成時に同地下街に精肉・大正軒を出店し精肉店ならではの新鮮な肉の旨味を供するお店です。


大正軒1
お店の外観です。

住所:: 東京都千代田区有楽町2-10-1東京交通会館地下1階
TEL:03-3201-0147
定休:日曜日

大正軒2
ランチメニューです。

大正軒3
今日のオーダーは「生姜焼き+ポテトコロッケ+あじフライ」@950です。

大正軒4
このお店昔の下町の洋食屋さんですね。面白かったのは女性客は全くいず、見事に0%です。そのせいか店内の女性の方がお客さんを呼ぶのは皆「お兄さん」です、少し照れますね・・・フフフフ。ところで万が一女性客が来たらその呼称はやはり「お姉さん」になるのでしょうか(笑)
今日のオーダーはグルメ誌(めしとも) かなんかのランキングで一位か二位に選ばれたものです。
大人のお子様ランチを標榜しているので、やはりMIXメニューでしょう。しかし本当は生姜焼き単品決めうちにしたかったのですが、味がクドソウナ気がしてこの予感は正しいのでしょうか。
味ですか、まず生姜焼きですがさすが精肉店直営だけあって肉がジューシーでふくよかです。しかし味が濃いです、単品にしなくて良かったです(笑)コロッケは昭和の味わいがホッコリホッコリしています。アジフライは少し揚げすぎですが、これはアジが良いのでしょう美味しかったです。
全般を通してみると美味しかったhappy01ですね、しいていえばオカズに対してご飯が少ないような、それと味噌汁はセンスがありませんね。
こんどは隣のオジが美味しそうに食していた「勝とじ煮定食」にしましょう、昭和の味わいがお好きな方にはお勧めのお店です。

それでは(^_-)