今日は久々に持病の調子がよくないので会社を16:00頃早退して主治医のところへ診察に出向いたのです。ドクターに「なかなかすっきりとは治りませんね」といいますと、ドクターは「近視みたいな一種の体の癖だから、人生の悪友と割りきって長い付き合いしなくちゃ」と宣(のたま)っていました。成るほど成るほどと妙に納得してしまいました。

今日は家には誰もいなく一人飯の日なので、診察後は夕飯のことばかり思い巡らせていました。
私的には池袋の「蒙古タンメン中本」か高田馬場のつけ麺東京一?の「べんてん」にしようかと決めていたのですが「べんてん」は盛が多いらしく、先日千駄木の「つけめん哲」でメニューの内容が良く分からず400gのつけ麺を食べることとなったばかりなので、少し大盛についてはトラウマになっていたのでした。千千に心が乱れる中、最終的には初見参の「べんてん」にしました。
お腹ごなしに池袋から高田馬場までブラリしました。
べんてん1
途中見かけぬホテルがあったので、いつできたんだろうと考えていたら、な何と黒田清子様の マンションのエントランスでした。しばらく呆然とその威容を眺めていましたら出入りする人達が皆若く、小さな子連れ夫婦等もいたりしてあらためて昨今の富の偏在を強く感じたのであります。

今日のお店はつけ麺の雄「べんてん」です。
べんてん2
お店の外観です。風格がるといえば格好いいのですが・・・ちょっと歴史を感じさせる建物です(笑)

住所: 東京都豊島区高田3-10-21
電話:03-3208-3790
定休日:日曜日

べんてん3
今日の獲物は「辛つけ」@850です。
作るところをジーット見ていました。先ず初めにつけドンブリにかなり大量の砂糖を入れます。そして酢、胡椒、ニンニクを事務的にサクサクと入れ、妙に茶色っぽいスープを注ぎ込み、ネギ、メンマ、桜海老?(よく見えず)、辛ダレをさらにサクサクと入れ完了です。甘・辛・酸の割合はどうなっているのだろう、まさか掴(つか)みでやってないだろうなと不安に思いましたが、それは後で杞憂となったのでした。

べんてん4

べんてん5
350gの麺様です。最初お店の店員さんが隣の方の「中盛」を間違えて私のところに置いたのです。わたしはそれを見たとたんに食に対する闘争心が突然に消え失せ、腰を持ち上げこのお店を退散しようと考えたほどです…量が多すぎ(笑)
それと私はつけ麺は温盛が好きで温盛にしたかったのですが、お品書を見ても記載がなく誰か頼むのではと右顧左眄(うこさべん)していたのですが、結果誰も頼まなかったため冷盛となったのでした…これには残念(悲)
味は大行列ができるお店だけあってイケました。特にホロホロのチャーシュー、シャキシャキのシナチクは絶品でしたね。スープもトガッタ味で満足です。辛ダレが私の好きな頭を痺れさせる辛さではなく、喉にくる辛さなので今一でしたが、よくスープをひきしめておりナイスアシストでした。
しかしこのお店量が多いのは結構なのですが、常連の方が多いせいなのか皆がこの大塊(かたま)りの麺ををツルツルと長スピードで手繰るものですから、ついつい私も連られて長高速モードで食べてしまい、あまり味わって食べられなかったのは残念でした(笑)

それでは(^_-)