今日は「多慶屋」の話です。
多慶屋パープルビルもとい多慶屋さん外観です。しかしこのお店外国人が多いいですね。ここは日本かという感すらします。貴金属売場で@200,000円もするペンダントを大根でも買うように、カードでサクサクと求めている韓国人のオバさんがいました。
 

今では御徒町のパープルビルとして有名ですね。
多慶屋という商号は、創業者の竹谷(たけたに)氏の名字を「たけや」と読み、多くの人に慶びを与えたいという願いから付けられたといわれています。

私が27歳の時、懇意の仕入れメーカーの部長から多慶屋に流入してしまった商品を買い取るか安値で売らないよう(今なら公取にひっかかりますね)にするかの依頼を受け出向いたことがあります。

結論から言いますとこの依頼は交渉する以前に、いとも簡単に蹴っ飛ばされたのです。
理由は、ここ多慶屋では一度購入した商品は店頭で売り切ることが鉄則。店頭での販売価格は多慶屋で決めるもので他人からとやかく言われるものではないという明瞭明確なる説明を受けたからです。

今でこそ多慶屋はスーパーディスカウンターとして名を馳せていますが、当時はバッタ屋さんでした。
会社経営で資金繰りに行き詰った人達の断末魔のあがきとして、自社商品を捨て値で投げ売りその見返りとして現金を入手するという換金屋さん的お店がバッタ屋さんなのです。

確か夜の八時頃に多慶屋の仕入部に出向きました。
倉庫の周辺の道には自社商品を満載にし、社名を第三者の目に触れさせないようガムテープでベタベタに隠したトラックが引っ切り無しに往来していました。
倉庫の中では商談の際に数百万単位の札束が乱れ飛んでおり、普通のビジネスマンが来てはいけない所だと感じ入ったものでした


今日のお店は香港料理「九龍」です。
九龍外観九龍外観です。この汚さはまさに本場香港風ですね(笑)
 

このお店多慶屋の並びにあるのですぐ分かります。
住所: 東京都台東区台東4-32-7
電話番号:03−3836−4632

お店に入るとすぐに山椒や八角の匂いが出迎えてくれます。
気分は本当に香港です。
ここのシェフは香港、星国(シンガポール)のシェラトンで中国料理のシェフを経てこられた方との話でしたがこの日はいないようでした。

獲物はこのお店一押しの「香港式豚肉と葱入り湯麺」@650です。
香港式豚肉と葱入り湯麺香港式豚肉と葱入り湯麺です。
 


香港式豚肉と葱入り湯麺香港式豚肉と葱入り湯麺の下に隠れている肉君です。この肉の色まさに香港ですが、着色料での色付けでしょうか(笑)
 

味ですか私はかなり香港ぽいこの味付け好きです。
葱を主体としたシャキシャキ野菜は豆板醤の辛さと相俟ってタマリマセン。
麺は細麺ですがいけます。
肉も柔らかく軽く揚げておりジューシーです。
しいていえば香港シェラトンの味というよりも、香港の町中にある美味しくてボラレナイお店っていう感じです。
ただし中国っぽい匂いの嫌いな方は避けられた方が良いかもしれませんネ。


それでは(^_-)