「エンコで朝までキスグレテいたら腹が空いたのでオートン飛ばして築地場内の豊ちゃんでアタマ食べたぜ」この意味が分かる方はテキヤ業界の方です。
訳をつけますと以下のようになります。
「エンコ(浅草)で朝までキスグレテ(酔っ払って)いたら腹が空いたのでオートン(タクシー)飛ばして(急がせて)築地場内の豊ちゃんでアタマ(???)食べたぜ」

これ大学二年生の時の実話です。
浅草の先輩たちと朝まで飲んでいたらお腹が空いたので「吉野屋」じゃ洒落にならないという事でタクシーに皆で同乗して築地場内の豊ちゃん(朝5時半からやっている)に連れて行ってもらったのですが、その時このアタマが分からなかくて田舎もの扱いされたのです。

それでこのような前フリをしたのでした。
何だと思います?
「アタマ」はカツどんのアタマにのせる部分を別の皿で食べるものですと書いていて、まさかNETに載ってないよねと見たら豊ちゃんそのものがホームページ作っていたのですね。
もともとは酒のツマミとして考案されたのです。
勝どき近辺の飲食店ではいまや公用語となっています。
店名の由来はホームページには書いてないですけれど、創業者の長田豊秀さんの「豊」からきているのは自明の理ですね。
現在は長女の旦那さんの松田さんに代替わりしていると思ったのですが・・・
久々に訪れたのですが、当たり前ですが値段が倍半分になっていて驚きました。
ここは一言でいえばフライのお店ですが、今日は誰も頼まない親子丼にしました。
豊ちゃんの親子丼
本当に味濃くて午後ずーと水ばかり飲んでいます

味ですか。骨太というか分かりやすいというか体育会親子丼です。
味付けはやはり築地の仲買さん達が相手ですから濃い目です。
鶏も硬いというのではないのですが鶏だという感じです。卵も少しグズグズのところがあるのですがやはり卵だと主張しています。唯一の救いは三つ葉ですかね。
でも美味しかったですね。

隣のオジサンが食べていたアジフライが美味しそうだったので次回はそれにしようと決めたのでした。

それでは(^_-)