良く行く「居酒屋」さんがここのところ店を開けていません。
何やら昼のランチはやっているようなので、昨日顔をだして見ました。
私の予想は、いつも暢気なお母さんが風邪でもこじらせたのかなと思いながら店の暖簾を潜ります。
入るやいなやお店は、どす黒い空気が漂っております。さらに全体を俯瞰しますとお客様の目が皆吊り上っています。
座卓の上は前の客の配膳があちらこちらとっちらかっています。
席に着くとアルバイトと思われるオバチャン(見たことの無い顔だから)が、注文をとりにきました。
開口一番
(オバチャン)「今日は魚類売り切れよ、麻婆茄子しかないから」
(私)「今日夜麻婆茄子食べるからそれはいいよ、又出直すよ」
と話していたら、厨房から私の声を聴きつけてお母さんが
(お母さん)「ごめんね、021チャン、厨房やっていた長男がいなくててんてこ舞なの」
そうなのです。いつも美味しい料理を作るご長男が不在です。
だから実務から遠ざかっていたお母さんが店を切り盛りしている為、注文を忘れるは、段取りを間違えるわでお客に出す料理が大幅に遅れ(皆30分位待っている様子)、皆様あまりの空腹で怒り心頭なのでした。
それで店の空気がよどんでいたのです。
私も食べるものがないので返ろうとすると、誰も注文していない「アジの開き定食」が宙ぶらりんとなり、可哀想なのでそれを食べることとしました。
しばらくお店が落ち着いたので、お母さんと話す機会ができました。
どうやらご長男がバイクで交通事故を起こし、神経をやられ下半身不随という重篤な状態となったようです。
しばらくは店の店賃があるのでランチで切り盛りするようですが、どうやら早晩廃業のようです。
私はこのお店がとても好きだったので残念です。又いつも美味しい料理を供してくれるご長男さんの将来を考えますと、人間諸行無常だなと大きく溜息をつきました。

さて今日はB食倶楽部秋のセッションです。
今回は芝にある中国薬膳料理「味芳斎」です。
私は辛い系料理が大好きです。
ちなみに「辛さ」は味ではありません。「熱」です。それは唐辛子を50度以上に熱すると発熱することで証明できます。
では何故「辛いが美味いか」といいますと、「辛さ」は料理の美味しさを倍増させる最高のパートナーなのです。
前置きがながくなりました。
まずは麻婆豆腐です。

辛さに嫌味がなくすっきりした辛さです。今までこのような麻婆豆腐は食べたことがありません。辛さも適度で問題ありません。

次は店長お勧めの「レバニラ炒め」です。

シャッきりしたニラの歯ごたえと、ジューシーなレバのコンビネーションは絶妙です。これ倶楽部員のなかで一番の評価を得たものです。

次も店長お勧めの「エビチリ」です。

ニンニクがきいたソースと、ホッコリと甘いエビ君うまく調和しています。刻みネギも絶妙なアシストです。これはすぐに完食となりました。

他にも色々食べたのですが、ビールの酔いのせいで写真とるのが面倒くさくなりました。

しかしここでのお約束の「重慶牛肉飯」です。

食べ方は、ビビンパみたいに掻き混ぜて食します。
何だろこの辛さは、経験したことのない非常に複雑な辛味です⇒ヤミツキ系。
中国料理とはことなる心地よい薬膳ぽい臭い。さらに良く煮込まれた牛肉君これもご飯に合い最高です。これは満点ですね。

最後は目の前にある「芝パークホテル」でジャズを聴きながら、秋のセッションは大団円にて終了しました。

それでは(^_-)