下町っ子の上の空

好奇心が人一倍強く、見栄っ張りで、お人好しの下町っ子のBlogです。 ウンチクネタがくどいのがたまに傷ですが、お気軽にお立ち寄り下さい。

2015年05月

池袋 キッチンチェック

今日は「会葬御礼」です。
満月
私の札幌時代の歳上の友人が亡くなりました。
さすがに札幌なので葬儀には行けず、私の札幌時代の友人に頼んで香典をお願いしました。
しばらくしてから、その友人から会葬御礼と通夜返しが届きました。
その会葬御礼が心に沁みるものでした。
宜しかったらご一読いください。

その大きなお腹を揺らしながら たっぷりの愛情をまわりのみんなにふりそそいできた人生でした
美味しいものをたくさん食べて 美味しいお酒をたくさん飲んで 遊ぶことに熱心で 
笑いの中心にはいつも主人がいました
三人の娘と三人の孫の人気者
「わしゃぁ、92歳まで生きるんじゃ」が口癖でしたがなぜか風のように逝ってしまいました
主人△△ △△ 昭和21年▲月▲日自宅で産声を上げ 平成27年▲月▲日自宅にて兄妹や子供たち孫たちに囲まれて 深いひと呼吸を最後に 楽しかった69歳の人生を終え 彼の地へ旅立ちました
本日のご会葬誠にありがとうございました 
ここに生前のご厚情を深謝して略儀ながら書面を持って御礼申し上げます


私はこの文章を読んだあと恥ずかしくも涕涙してしまいました。
奥様のご主人を愛する文章に心が震えたからです。
忖度するに奥様は深い悲しみの中でこの文面をふりしぼるように作られた事かと思います。
皆さもご一読のとおり、この短い文章からでも故人の風貌なり性格なりが読み取れた事かと思います。
この過不足ない筆致には衷心より敬服します。
よほどご主人のことを愛されていたのでしょう。
随所にその愛の深さを感じとることができました。

敢えて奥様に申します。
このような深い悲しみを耐え抜くことは、これまでとは違う、新しい自分を作りなおす試練なのです。
耐え抜くことにより希望が生まれ、自分の中の新しいいのちの扉が開かれていくのです。
ご主人の思い出を小脇に抱え、これからの人生を自らの足で歩き、実り多きものにしてください。
そして遠きいつの日か、天に召された時には、楽しい沢山の話をもっていき、天国にいるご主人に話してあげてください。多分ご主人は大きなお腹を揺らしながら莞爾と笑って聞いてくれる事と思います。

笑える
個人的にはこのような会葬御礼をみたのは初めてです。
早速このような会葬御礼を作ってください、と奥様に頼んだのですが返ってきた答えは、残念ね、折角あなたが感涙にむせぶ会葬御礼を作っても、あなたはみられないじゃない、といわれたので、会葬御礼の内容がよかったならば、通夜の夜に必ず天から感激の涙を降らして見せる、と返しました。
まぁ私の葬儀の日にはこのようなイベントが用意されていますので、宜しかったらご参列ください・・・

Every man's life is a fairly-tale written by God's finger.
すべての人間の一生は、神の御手によって記された、 一編のおとぎ話である。
Hans Christian Andersen(ハンス・クリスチャン・アンデルセン)


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今日は池袋に出没です。
本当にiPad Air 2様のお陰で会社に帰らなくてよくなり最近夕食系のネタが多くなりました。
今迄の深夜残業は一体何だったのでしょうか・・・
ということで今日は洋食です。
今日のお店は以前から目を付けていたお店です。
今日のお店は「キッチンチェック」さんです。

住所: 東京都豊島区西池袋1-37-12 ロサ会館1F
電話:03-3985-1926
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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オーナーシェフのアイコンです。

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メニューです。

今日のオーダー「ポークソテー」@1,200円です。

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待つこと9分で「ポークソテー」の到着です。

見た目デミグラソースの彩りが食欲をそそります。
それでは実食です。
結構量が多いですね。
それではポークソテーにナイフを入れますと大きな力を加えなくてもサクッと切れました。
もしかしてと思い口にいれますと柔らかいのです。
多分今年食べたポークソテーの中で一番柔らかいと思います。
肉の熟成が良いのか、筋切りが良いのか、片栗粉のコーティングが良いのか不明ですが、この柔らかさはここのシェフの腕の良さを表しています。
味ですか、美味しいです。
肉良し、ソース良し、付け合わせ良しです。
ミックスベジタブルに干しぶどうが入っていたのも高評価です。
このようなレベルの高い洋食屋さんに今迄行かなかったことを後悔しました。

それでは(^_-)

神楽坂 鮒忠

今日は「splashな日々」です。
今日は最近撮った画像を主体に纏めました。
宜しかったらお付き合いください。

#これはスゴイ誤字です。
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しかしすごい誤字ですね。
久々なクリビツです。
書いた方は社員研修にいくより漢字研修にいくべきでしょう、ハイ。

#ようおこし。
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これは御堂筋線の心斎橋駅内のトイレです。
さすが大阪ですね。
東京ではこのようなセンスはありません、ハイ。

#オペラに行って参りました。
オペラ
色々な偶然が重なりましてオペラを見に行く事になりました。
実は今迄オペラを見たことがありません。
それなのに超有名な外国オペラをしかも特等席(S席)で予約してしまいました。
さらにさらに家族全員で行く事になったのです、マジです。

そこで足慣らしということで「モーツアルトレクエイム」を観に行く事にしました。
一人では心もとないなので音楽に造詣の深い長男に頼み込み一緒にいったのです。
オペラ歌手は歌の技術を競っているのだそうです。
例えば、ソプラノやテノールなどの歌手は、普通では考えられないような高い声を出します。
しかもそれを立派に歌いきるのです。
例えばスケート選手がジャンプを成功させた瞬間に、私たちが「おおっ!」と思うのと同じように、歌手がすばらしい声を出したときも、私たちは心を揺さぶられるような感動を体験できるのです。
さら〜に難しい高音を出すことだけが評価されるわけではなくて、そこにたどり着くまでの歌の旋律を、いかに美しく優雅に歌えるかを観るのも鑑賞のポイントだそうです。

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約90分間の公演ですが、あっという間に終わってしまいました。
私の持論では、あっという間に終わってしまうものは面白いのです。
加えて人間があのような大音量の声を出せる事を目の当りに見れたのは感激でした。
これでオペラの楽しみ方が分かったので、本チャンのオペラ観劇が待ち遠しくなりました。


I can't even put into words how dangerous this is・・・



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ということで今日はオペラ観劇の流れで神楽坂にやってまいりました。
知っているお店は22時すぎということで全て閉店していまして、唯一食べられるお店として残っていたのは「鮒忠」さんです。今日のお店は「鮒忠」本家神楽坂店さんです。

住所: 東京都新宿区神楽坂5-34-1
電話:03-3260-6323
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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まずは長男とお疲れ様乾杯です。

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付出しのジャガイのにっころがしとホタルイカ@300円です。
画像のとおり光輝いているホタルイカは美味しです。

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ごま塩きゅうり@400円です。
きゅうりはエッジがたっていてこれまた美味しです。
レベル高いですね。

余談ですが、大学の同級生に鮒忠の息子さんがいたような気がします。
ここでちょこっと蘊蓄を・・・
鶏肉はその昔高級食材だったことから、焼き鳥そのものはかなり高級な食べ物でした。
それまでの庶民の間で焼き鳥といえば、ガラ、スジ肉、あるいは雀を使ったものでした。
そこで鮒忠の創業者の根本忠雄さんは 鶏肉を使った焼き鳥の儲けを度外視して売りだしてみると思いのほか売れたのです。
鮒忠
お店のあった浅草千束の目と鼻の先に吉原にも深夜まで売って歩きこれらが相俟ってお店は大繁盛したそうです。
当時の人気プロレスラー力道山も焼き鳥を食べに来ていました。
その後、昭和二十六年頃に安い食肉用ブロイラーが普及すると、 焼き鳥は本格的に大衆の間に広まっていき今日の隆盛の礎を築いたそうです。

閑話休題おはなしはもどりまして
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続きまして「とり唐揚げ(もも肉・皮)」@820円です。
これは中身が物足りなかったのですが、ことのほか衣がカラッと揚がっていて美味しゅうございました。

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締めに頼んだのは「串焼き塩おまかせ10本」@3,400円です。
まかせ10本は、豪傑焼き鳥、ささみ、手羽、レバー、皮、つくねだんご、やげん軟骨、砂肝、ピーマン肉詰め、はつの盛り合わせです。

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焼鳥の取り外しの金具がありました。
これは便利です。

味ですか、やげん軟骨以外はすべて美味しかったです。
とくに豪傑焼き鳥は秀逸です。
ちょっと高いような気がしますが量が多かったので「コスパ良し」と言わせていただきます。
たまには焼鳥もいいものですね。
ちなみに私の幼い頃の食卓にはよく鮒忠さんの「鰻のかば焼き」がおかずになっていました。
酒好きの父が鮒忠で飲んだ後にオミヤとして買ってきたからです。
今は昔であります。

それでは(^_-)

月島 めし屋 13th

今日は「タクシー車内での会話」です。
タクシー
この間タクシーに乗って得意先に行く車中、めずらしく携帯に電話がかかってこなかったので運転手さんと雑談をしていました。
途中で景気の話になり、そこから脱線して高収入のタクシー運転手さんの話になったのです。
運転手さん曰く、うちの会社には収入が10百万円近い運転手が3人もいる、とのことです。
仕事柄そのような話題には食いつきます。
記憶で申せば不況のあおりを受け、タクシー運転手の平均年収は減少傾向で平均すれば300万円前後だったように覚えています。かかる中で収入が10百万円ですと、これはまさにamazingであります。
私は運転手さんに、そういう人って固定客がついているんじゃない、って聞きますと、そういう客はいないみたいなのですね、と言うので、それじゃロングばかりねらっているんではないのですか、と聞けば、それはあるみたいです、との事でした。
ロングだと復路が空車なので営業効率がわるいんじゃないのですか、と重ねると、なぜか復路も客を拾うのですよ、というので、それは揣摩臆測的発言でしょう。蓋然性というか確率論的にはそのような僥倖の連続は発生しませんよ、と言いますと、そうですよね、って返すので、運転手さんがその様に言ったんじゃないですか、と混ぜ返したのです。さらに運転手さんもそのトップ運転手さんの儲ける秘密を知りたくて、今のタクシー会社では当たり前なのですが会社のDBから運転日報を閲覧したそうです。
そこで目の当たりにしたのは客の乗降場所は一定していなくとにかく小刻みにお客を乗せている事が分かっただけで何の参考にもならなかったそうです。

そこで私は考えました。
一番良い方は非番の日の度にそのトップ運転手さんの車の後を追尾して彼のDBを顕在化させればいいのです。
で〜もこれってあまりにも無策であります。
次に考えたのは乗車率を上げること即ち徹底した流しをすることです。
その上でどこに客がいるかを考える事です。
マーケッティングでいえば「乗車率の向上」が戦略です。
そしてその為には「どこに客がいるかを見極める」が戦術です。
例えばタクシー交通費がおおらかな薬品メーカー、マスコミ(含TV局)、商社、プラントメーカー等の周辺をくまなく周回します。特に商社は多忙な事から出発時間ギリギリまで会社にいるので、その副作用としてフライトに間に合うよう羽田空港、成田空港位なら平気でタクシーでいくようです。
特に抑えておかなければいけないのはイベント情報です。
これはある種の特需です。
特に地方からこられた方は東京の土地勘がないので平気でタクシーを使うはずです。
従いましてイベント会場周辺は宝の山となるのです。

個人的にはコンサート会場の終了時がチャンスだと思います。
コンサートはかならずアンコールがあります。
しか〜し普通の人の感覚なら終演時間をベースに帰宅スケジュールを組んでいるはずです。
ところがコンサートのプレーヤーはそんなのお構いなしにアンコールをやりますよね。
ここにビジネスチャンスがあると思うのです。
大好きな歌手のコンサートで高揚したご婦人達はせっかくの幸せな気分を込みあった電車で台無しにされるは無粋だと思う人もいるはずです。
仮に名古屋からこられた4人のグループは、帰りの名古屋最終の新幹線の時間に間に合わせる為にあたふたと帰るのなら、タクシーで帰ろうかなという仮説が成り立ちます。
ちなみに名古屋までは60,000円位のタクシー代で帰れます。
そこで頭の中の電卓をたたけば新幹線で帰るより少し割高になるという計算が成り立つはずです。
実際はわかりませんが、要はこのような仮説を沢山たてて、そのストックを沢山もつことが大事なのです。
加えてそのような僥倖にめぐりあった同僚運転手のreapplyです。
その為には社内コミューケーションを良くして情報を拝受するのです。
なんでもゼロから始めるのは生産性・効率性の点からよろしくありません。
とりあえず他の成功体験のreapplyをすれば良いのです。
それでもどうしようもなかったらトイレの中で妙案をうんうんとひねり出すのです。
個人的には成功の方程式は確率だと敢えていわせていただきます。
とこのような事をたらたらと運転手さんに話していましたら目的地に着いてしまいました。
運転手さんから、とても参考になりましたのでまた乗って下さいね、と言われたのですが、笑いながらお別れしました。この運転手さんは、タダより高いものはない、という日本の故事を知らないのでしょう・・・


Where did you go?



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今日はひさびさに塩辛が食べたくなりました。
となりますと月島に出没です。
今日はこのblog最多出場のご存じ「めし屋」さんです。

住所: 東京都中央区月島1-5-7
電話:03-3534−0486
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「寒サバ定食」@930円です。

美人のサリーさんがネパールに帰国してしまってその替りにリナさんが入られたようです。
サリーさんがクールビューティーとするとリナさんはウォームビューティーです。
いずれにしてもネパールの女性は美人であります。

奈良間のオヤジさんは不在で後はやたら日本語のうまいネパール人の青年とベテランアルバイトのおじさん方が今日のスタッフでした。

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お店のPRです。
「焼きさば寿司」です。
なにやら有卦に入っているようです。
所謂ひとつのTV効果のようです。
おいしいのかしらん・・・

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奈良間のオヤジさん絶賛の塩辛くてとても食べられない「本ちゃん紅鮭」がこれまた有卦に入っているようです。
昔の鮭はこうだったとよと言うノスタルジック客が引きも切らず詰めかけているそうです。

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今日のおかず三兄弟は、塩辛、海苔の佃煮、大根の葉の漬物です。

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待つこと12分で「寒サバ定食」の到着です
見た目脂がのっています。
何て表現したらよいのでしょう、脂ののったサバは甘いのですね。
さらにじっくりと焼きあげた香ばしい皮にその甘さが移っています。
噛みしめるたびに味がふくらんでいきます。
美味しいです。

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それに勝るとも劣らずのおかず三兄弟ご飯です。
今日は伊豆産の海苔の佃煮が馥郁たる香りが強く特に美味しゅうございました。
このお店は私とっての食のparadiseです。
大大大満足のlunchでした。

それでは(^_-)

ひばりヶ丘 金豚雲

今日は「英会話教育考」です。
バイリンガル
私がよくお邪魔する取引先がある複合施設には幼稚園が併設されています。
その幼稚園はバイリンガルな幼児の育成を目的としています。
そこのパンフレットには
0才から5歳は耳が柔軟であり、脳の吸収する能力が最も高い極めて重要な時期です。
「年齢が低いほど発音の獲得に関する能力は高い。
そして発音は一度獲得すれば消失はしない」という生理科学論証としてわかりました。
このような大事な時期に、豊かな感性を持つ心を育てる情操教育とバイリンガル教育を私たちの大切な子供たちに与えてあげることは私たち親としての使命となってきました。

と書かれています
子供の教育というのはそれぞれの家庭の独自の方針でありますので第三者がとやかくいうものではありませんが、多分国際人になって欲しいという親御さん達の願望の発露ではないかと思います。

しか〜し国際というのは国と国の間という意味です。
幼少でまだ明確な国という概念のない幼児が、その国の言語もおぼつかない時期に、国際化などありえるのでしょうか。そもそも日本語がきちんとできるから英語は付加価値になるのです。
仮に日本人でどんなに英語がうまくても、自国を知らず、自国語を知らない人間は、国際的にみて軽蔑の対象であっても、尊敬の対象にはなりえません。
これは経験的な真実であります。

私の尊敬する国粋主義的数学者藤原正彦氏も次のように述べています。
祖国愛は国際人となるための障害と考える向きもあるが、誤解である。国際社会はオーケストラのごときものである。オーケストラに「チェロとビオラとバイオリンを混ぜた音を出す楽器で参加したい」と言っても、拒否されるだけである。オーケストラはそのような音を必要としていない。
バイオリンがバイオリンのように鳴って、はじめてオーケストラに融和する。
国際社会では、日本人としてのルーツをしっかり備えている日本人が、もっとも輝き、歓迎されるのである。
根なし草はダメである。祖国愛や郷土愛の涵養は戦争抑止のための有力な手立てでもある。
自国の文化や伝統を心から愛し、故郷の山、谷、空、雲、光、そよ風、石ころ、土くれに至るまでを思い涙する人は、他国の人々の同じ思いをもよく理解することができる。
このような人はどんな侵略にも反対するだろう。
ここ数十年、小中高における国語の授業時間は漸減してきたが、それに呼応するように、祖国愛も低下してきている。祖国の文化、伝統、情緒などは文学にもっともよく表れている。国語を大事にする、ということを教育の中軸に据えなければならないのである。


私の会社でも父親の仕事の都合で海外での暮らしが長く、大学は帰国子女枠で入った人間の多くは自国の文化的identityがないことに対して不幸な自我意識に苛まれている事を目の当りしています。
個人的には日本に住んでいるかぎり小学生の間は徹底的に日本語を学び、一冊でも多くの良書を読み日本を理解すべきだと考えています。
「外国語を知って、人は初めて母国語を知る」という真理は、日本語がきちんとできて、それに磨きをかける手段として外国語を覚えるという方が落ち着きは良いのではないでしょうか。詰まるところ、外国語を学ぶということは母国語を豊かにすることであり、母国語を学ぶという事は外国語を豊かにすることなのであります。
決してよそのお宅の内政干渉をするつもりはありませんが、幼稚園児には英語学習は不要だと思うところであります。

カンペ
最後に世界に現存する6,000言語の内、9割の言語が今後死滅する恐れがあるとの米国のシンクタンク「ワールド・ウォッチ」は警告を鳴らしていますが、このままですと世界中どこへ行っても、もちろん我が国日本においても自分の母国語である英語が当然通じると思っている国々に私達言語も吸収されてしまうかもしれません。
少なくとも我が国総理大臣はこのようなカンペなど見ずに、海外ではどうどうと母国語でスピーチをしていただきたいと願っています。


意外なオチです・・・



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今日はひばりヶ丘に美味しいお赤飯が売っているという事で奥様と求めにまいりました。
くだんのお赤飯の画像はどう撮っても美味しそうに写らなかった為に掲載していませんがかなりのレベルであった事は申し添えます。

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ということでlunchです。
なにやら美味しい武蔵野うどんのお店があるとかでお邪魔しました。
今日のお店は「金豚雲」さんです。

住所: 東京都西東京市ひばりヶ丘北4-3-30
電話:042-421−6066
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー
私は「きのこ肉汁うどん(中・あつもり)」@900円
奥様は「カレー肉汁うどん(小)」@750円
です。

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待つこと7分で共に着膳です。
まずは私の「きのこ肉汁うどん(あつもり・中)」です。
中盛は麺量500gです。
きのこは、生キクラゲ、エノキ、しめじ、株なめこ、舞茸、干し椎茸と6種類も入っています。
そうそう店名ですが、金は黄金色の汁、豚はこだわりの肉汁、雲はひばりヶ丘の地名から連想という三文字の象徴文字の組合せでできています。
それでは実食です。
麺は硬めですが歯茎にからみつくようなもちもち感はありませんが好きな味わいです。
出汁はやや甘めですがきのこのエキスが良くでていて美味しいです。
白眉は生キクラゲです、プリンプリンしていてこれは歯茎にからみつきます。
この「きのこ肉汁うどん」は美味しいです。
ただ500gの麺量は私にとってtoo manyでしたね(笑)

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次は奥様の「カレー肉汁うどん(小)」です。
こちらの麺量は350gです。
これは葱勝ちです。
ネギは流通の少ない千住葱を使っているそうです。これは甘味がしっかり出る美味しいネギだそうですが噂にたがわず大変美味しゅうございました。
特にオコゲ部分のトロリとしたあまさは病みつきになりそうです。
埼玉産という薄切りの豚肉もほのかに甘くて軽やかな脂身含めて結構でした。
カレー出汁は辛さ控え目で武蔵野うどんに花を持たせていました。
こちらも美味しいです。

なかなか良いお店でした。
奥様も高評価でした。
ここは再訪店ですね、キッパリ。

それでは(^_-)


門前仲町 ポポラマーマ

今日は「門前仲町居酒屋列伝」です。
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今日は所用があり門前仲町に参りました。
この町はかつて飲み倒していた町であります。
往時の行きつけの居酒屋は今も健在でしたのでブラリしながら思い出のお店をパチリしました。
宜しかったらお付き合いください。

#「魚三酒場」さんです
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門前仲町特集番組などでは必ずfeatureされるお店です。
どうですかね確かにコスパは良いですが。
混んでいると著しくサービスが低下するきらいがあります。
ちなみに私は、門前仲町店が混んでいる時は森下店に行っていいましたが、ここは「サービス悪い」「料理遅い」「店員オチャラケ」と三重苦のお店でした。
もちろん現在は改善されていると思いますが・・・
いずれにしても余り過度の期待はしない方が良いと思います。

#「大阪屋」さんです
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このお店は今日のお店は、東京三大煮込み屋さんの一つです。
ちなみに三大煮込みとは月島「岸田屋」、北千住「大はし」、そしてこの「大阪屋」さんです。
門前仲町にあるのになんで「大阪屋」なのでしょう。
このお店の煮込みは昔の新宿のションベン横丁等でよく見られた串刺し煮込みです。
下町界隈でいえば月島の「げんき」 なんかもそうですね。
申し訳ないのですが、私この串刺し煮込みはすきではありません。
ここの八丁味噌をベースとしたタレは良いのですが、煮込みすぎなのか肉は硬かったからです。
もちろん現在は改善されていると思いますが・・・
そうそうこのお店はアテが少ないので鯨飲家は悪酔い必死ちがうか必至です。
ご注意ください。

#「だるま」さんです
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美人姉妹が有名なお店です。
上の二軒に比べると安心且つ落ち着いて飲めるお店です。
個人的にはメンチカツがお勧めですが量が多いのでこれを食べますとお酒がすすまなくなります。
したがいまして鯨飲家は酒た方ちがうか避けた方が良いかと思います。
ステレオタイプの大衆酒場と思っていただければ間違いありません。

#「ゆうちゃん」さんです
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お店の名前「ゆうちゃん」はご主人のご子息の名前からつけられました。
今回お店の前を通ったらゆうちゃんに子供が生まれたみたいで、お店の外に迄ほのぼのオーラが出まくっていました。あのご主人もとうとうオジイサンですか(笑)
そうそうご主人は長いこと築地市場に勤めてから独立した方なので、魚の目利きは確かです。
昔、私の一統に酒癖の良い方がいてご主人の逆鱗にふれて出禁になった事もありましたが、このくだりは我が一統に問題があったものの、このご主人と話す時、話の筋を間違えると面倒くさいことになります。
無難なのはご主人の故郷の福島特に会津ネタで話題をふっていれば良ろしいかと思います。

#辰巳新道です
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戦後まもなく、駅前に出ていた露天商が集まってできた飲食街で30軒ほどが軒を連ねています。
最初はヘッセがシュヴァルツヴァルトの石畳を歩いたおりに感じる哀愁や、ドーデーが風車小屋のすみで感じた寂寥などの思いに苛まれますが、慣れてきますと何か惹きつけられる魅力に浸漬されます。
私もその魅力にとり込まれた一人です。目の子でいえば、7割くらいのお店を制覇しています。
コスパは良いですが、決して飲み過ぎてはいけません。
ここの新道では、後入れ先出しがお約束です。
さっと飲んできれいに帰りましょう。それができれば病みつきになりますよ・・・


これはスゴイ!



という事で以前なら帰社していたのですが、iPad Air 2様のお陰でチャチャと懸案事項を喫茶店で処理したので夕食をとる事にしました。ということで今日のお店は「ポポラマーマ」門前仲町店さんです。

住所: 東京都江東区富岡1-7-6 杉ビル 1階
電話:03-3820−4417
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「大粒アサリのボンゴレビアンゴ」@810円です。

ポポラマーマ
実は私フランチャイズ店が嫌いなのです。
ところがこのお店のことは全く知りませんでしたので、フランチャイズ店だと思わず入ってしまったのです(笑)
こういうこともあります・・・

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待つこと6分で「大粒アサリのボンゴレビアンゴ」の到着です。
見た目どこから見てもヴォンゴレ (vongole)ではないですか。

それでは実食です。
フライパンにスライスしたにんにく、オリーブオイルを入れ火にかけ、にんにくを焦がさないよう弱火で香りを出して 、にんにくの香りがでたら、ザルにあげたあさりを入れ、中火にかけて軽くフライパンをゆすります。
塩ひとつまみと白ワインを足し、軽くフランベしてからフタをしてあさりの口が開くのを待ちます。
フタをとり、パスタの茹で汁大さじ2〜3杯を加えます。
みじん切りにしたイタリアンパセリを加えて、フライパンをふります。
たっぷり目の塩をした湯でアルデンテに茹でた生スパゲッティを入れ、軽く和えてから火をとめ、さらに満遍なくソースにからめ、皿に盛って完成って感じですか。
大粒のアサリが12個入っているのが差別化です。
これって家でも作れちゃうじゃないですか・・・
プロがつくるので一工夫欲しいところであります。
味ですか、ウン、過不足ない美味しさでした。
こんな日もあります・・・

それでは(^_-)

池袋 キッチンABC 8th

今日は「気になる人々」です。
気になる人とひょんな事から一時期よく会っていました。
最近の気になる人々はうつ病や統合失調症の初期や、他の病気の可能性もあるので、専門的な診断や検査が必要ですので軽々には申せません。
従いましてその様な方は、これから先はご覧にならないでください。
病気が悪化しますから。
かくいう私はこのブログでお分りのとおり観念的、習慣的、粘着的、拘泥的という強迫神経症のグランドスラム人間です。従いましていつその筋の病院に入院してもおかしくないのです。
しか〜しお仕事多忙なことよりそれも許されません。
これでいいのです。

不完全恐怖症
以下の話は私の知人の気になる人から聞いた話です。
場所は民間の神経症サークルのカウンセリングコーナーとのことです。
気になっている人が私の知人BさんでAさんは相談員です。
ちなみにBさんは煙草の火の始末が気になる不完全恐怖症です。
それではlet’s get started!

A「脅迫神経症なんですってね。
  何で分かったのですか」
B「ネットで調べたらすべて当てはまっていてその合致率は100%です。
間違いないでしょう」
A「分かって狂うってすごいですね。珍しいですよ」
B「狂うって言い方は失礼じゃないですか。私はカウンセリングを希望しているのですが」
A「カウンセリング?
要は何でなったのかという性格分析ですか?
それとも家庭環境が劣悪だからこうなったとか?
性格も家庭環境も治らないのですから、そんなの聞いても無駄ですって」
B「そんな言い方はないんじゃないのですか」
A「それなら聞ききますので話してください。なにかカミングアウトすることありますか」
B「そういわれますと特にはありませんが・・・」
A「気にしちゃいけないっていうこと事態が気にしているのです。
ということは、あなたは既に無間地獄に入っているのですよ。
煙草の火の不始末だったら、万が一の場合は火災保険でカバーできるじゃないですか」
B「そういう金銭的な問題ではないのですがね」
A「それなら灰皿をやめて水を入れたバケツに吸いおえた煙草を捨てればいいのではないですか。
一番簡単なのは禁煙すればよいのです」
B「水を入れたバケツも考えましたがバケツに灰を落とす時の火の子が気になってしまうのです・・・」
A「これでお分りでしょう。
強迫神経症の方ってあなたがまさにおっしゃっているとおり自分で病気をつくっているのですよ。
正しく言え ば、これらの症状は病気ではなく性格の一種だから治らないのです。
性格こそが不治の病ですからね。ちがいますか・・・
だから永年に亘る悪友とのつきあいだと思えばよいのです。
症状を理由にして日常生活をおろそかにしてはいけません
ここが大事なのです」
B「悪友とのつきあいですか・・・」

個人的にはこのような強迫神経症的な人間ってビジネスの世界には沢山いると思います。
完全欲の強さや心配性といった神経質性格の特徴がその根底にあると考えて良いと思います。
で〜もこれってビジネスではその強弱は別にして必要十分条件だと思うのです。
多分このような気質は皆さん多かれ少なかれ持っていて、Bさんのような方はなんらかの外的ストレスやバイアスによってその喫水線がさがってしまったのでしょう。
いずれにしても自分の性格のなせる技ですが、あまりにもひどい場合には通院も必要なのだと思うのです。
かの有名な松下幸之助さんは、仕事が気になって気になって不眠症になり生涯導眠剤を手放すことはありませんでした。薬を飲んでも毎日4時には目が覚めてしまうそうです。
とりあえずは今日やることだけは今日終わらせる事です。
Bさんの友人は戸締りが気になって気になって出張に遅れて大事な商談を失注したそうです。
本末転倒の典型的な悪例です。
まずは成すことを成すのです。
これが人間としての基本動作でありましょう。

Leave nothing for tomorrow which can be done today.
今日できることはすべて、明日に残すな。
Abraham Lincoln(エイブラハム・リンカーン)


可愛い!



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鶏親子丼
今日は池袋に出没です。
鶏と玉子と天麩羅と私の大好きなものが一挙に食べれてしか〜も美味しい。
まさに私にとってのlunchのDisneylandの「天山」さんに出向きました。
非情にもお店は閉店していました。
たしかに到着したのは13時35分ですが「売切御免」になってしまったようです。
lunchtimeは14時までだったのに・・・
捲土重来ですね。

ということで心を切り替えた私が出向いたのはこの兄妹店には20回(ブログ登場は6回)近くいっています。
今日のお店は「キッチンABC」池袋東口店さんです。

住所: 東京都豊島区南池袋2-16-2 大西ビル 1F
電話:03-5396-5399
定休日:無休

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お店の外観です。

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メニューです。

今日のオーダ―「日替定食3品盛(チキンバターの照り焼き・ソーセージのスープ煮・カニクリームコロッケ)@780円です。

いつも西池袋店しか行っていないので新鮮な感動にあふれています。
こちらの方がチームワークはいいですね。
全員の動きがキビキビしていて見ていて気持ちが良いです。

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待つこと8分でライスと味噌汁が到着しました。

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遅れる事1分で「日替定食3品盛」が到着しました。
なんか心がふわふわするような軽やかな盛付です。
それでは実食です。

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まずは熱々のカニクリームコロッケからいただきました。
クリームのベシャメラソースがまろやかですね。
ウンこれはソース勝ちですね、美味しいです。

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続いてチキンバターの照り焼きです。
皮のカリカリが中の肉の柔らかさを引き立てます。
甘辛のソースも高評価です。
美味しいです。

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最後にソーセージのスープ煮です。
ブイヨンスープが水面のきらめきを思わせるような光の反射でソーセージのツヤツヤを映えさせています。
ソーセージに軽く歯をあてますとプチンと音が鳴りました。
はじける様なソーセージです。
食感最高です。
これまた美味しいです。

これで@780円ですか。
コスパ良いですね。
大満足なlunchでした。

それでは(^_-)

浅草 じゃじゃおいけん

今日は「三社祭」です。
仕事で両国にきており打合せが終わったのが19時です。
そういえば今日は「三社祭」の宵々宮(本祭りの前々夜)だという事を思い出したので、急遽そこから浅草にタクシーで向かい雷門に着いたのは19時30分です。
運の良い事に10ケ町の連合渡行が行われており、夜風を友にてして浅草神社まで付いて行きました。
私の三社デビューは宵々宮です。
宵々宮は地元の人間しか担がないので神輿がきれいに進みます。
これが本当の神輿渡行だと思います。
いつの頃からか「三社祭」は観光祭になってしまって、どうでしょう地元率は20%もないでしょうか。
まぁ私達のような神輿好きからすると「三社祭」の本社神輿(一ノ宮、二ノ宮、三ノ宮)に肩をいれたというのは一つの勲章ですからね、全国から神輿を担ぎにくるのはさもありなんです。
実際「三社祭」の期間は地元の浅草ビューホテルを始めとして、近隣のホテルは全国から馳せ参じた担ぎ手達の宿泊で満室になっています。
昭和40年代は政治的な学生運動もあり、若者が神輿を担ぐこと事態がナンセンスと唾棄されていました。
その不人気の為、浅草では帝都の大学の体育会の人間を有料で担ぎ手として集めていたこともあり隔世の感があります。前フリが長くなりましたが画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。

連合渡行です。
一挙に公開です。
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連合渡行の後
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「三社祭」を見終わった後六区を散策しました。
浅草の「光と影」です。
寂しいですよね・・・
外国人を主体とした観光客がこなければ浅草の実力はこんなものでしょう?
いずれにしても江戸の頃より「不易流行(不変なものと変化するものを一つにまとめあげること)」を連綿と継続してきたことはたいしたものです、ハイ。

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今日の夕飯は洋食の老舗「豚八」さんにキメ打ちです。
屋上看板が変わっていないので引き寄せられたのですが、実は「豚八」さんは閉店していました。

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後に入った店は豚肉料理を主とした居酒屋「トンテキ元気」さんです。
この「豚八」さんは1999年1月2日(土)母を囲んで親族一同で楽しく歓談したお店です。
それから約一ヶ月後の2月3日(水)に母はあっけなく天に昇ってしまいました。
この閉店を目の当りにした私は、背骨を貫くような衝撃が走り、いいようもない寂しさにさいなまれました。
別に閉店してもよいのですが・・・
私の中で母との思い出の場所の一つが消え失せたのです。


いいね!



ということで今日のお店は新規店です。
換言すれば勘で入ったお店です。
今日のお店は「じゃじゃおいけん」 浅草店さんです。

住所: 東京都台東区西浅草2-25-15 ブランシール浅草1F
電話:03-5830-3777
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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じゃじゃ麺の食し方です。

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メニューです。

今日のオーダ―「冷やしじゃじゃ麺(大盛=210g)+生卵」@800+@80=880円です。
ここのじゃじゃ麺は、平たいきしめんかうどんのように感じられる独特 の麺に、特製の肉味噌とキュウリ、ネギ、しょうがをのせ、お好みに合わせてお酢、 ラー油やニンニクをかけて食べます。
麺を食べ終わった後の器に卵を割り入れ、茹で汁 と肉味噌を加えたスープ「鶏蛋湯(チータンタン)」を頂いて締めになります。

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調味料の面々です。

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待つこと9分で「冷やしじゃじゃ麺」の到着です。
デフォルトは特製の肉味噌とキュウリ、ネギ、しょうがです。
これに酢を少々、特製ラー油を多めに、ニンニクを多めに、カレーパウダーを多めに入れて一気呵成にかき混ぜます。個人的には納豆同様50回かき混ぜました。
それでは実食です。
どういったらよいのでしょう、不味からず、美味からず。
結論これは好き好きです。
個人的にはあっさりしていて好きではありません。
もうちょっと特製の肉味噌に頑張って欲しかったです、ハイ。
この子が地味なのです・・・

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な何と6分で完食してしまいました。
ここでお約束の鶏蛋湯(チータンタン)を作っていただきました。
その前に私達がやることがあります。
それは生玉子を50回かき混ぜてカウンターの上にその成果物をのせる事です。
それを受けてご主人にうどんを打ったお湯を入れてもらいます。
That’s it!(これでおしまい)です。
味ですか。
これは美味しいです。
上質の玉子スープです。
やはりこのじゃじゃ麺は飲んだ後のシメ料理ですね、キッパリ。

それでは(^_-)

湯島 オーロラ

今日は「神田祭」です。
生まれ育った町の総元締の神社でもあり「神田祭」は身近に感じています。
実際この祭りの神輿を担いだことも有り神田明神までの坂は神輿の重さがずっしりと肩に食い込み、あらためて神の重さ思い知りました。
観光化した「三社祭」に比べたら「神田祭」は、ほのぼのさを感じますが、ここはとても地価の高い町ですから担ぎ手は外人部隊の睦連の応援で成り立っています。
今年の神田祭は、遷座400年という記念の年ということで、祭り前から祭宣しており嫌がおうにも祭り一色に拍車をかけています。
そうそうここの祭りは長く5月7日(木)鳳輦神輿遷座祭から始まり、5月15日(金)創生神楽奉納の長丁場なのです。意外と知らないでしょう。
ということで今年も「神田祭」に行ってきました。
画像主体ですが宜しかったらお付き合いください。

#神田明神です。
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境内、参道は人人人です。
これだけの人が訪れればその賽銭総額はすごいことになるでしょう。
仮に300万人(人出予想より)がお御籤等の浄財を使えば、一人あたりの浄財額を@300円としますと
@300×3,000,000=900,000,000=9億円ですか。
人気の神社の経営はたまりませんネ。
しか〜神田明神でこれだけの人が櫛比したのをみたのは久々です。

#女性神輿です。
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実はこの女性神輿をみにきたのです。
Netでは鍛冶町の女性神輿がすごいとなっていましたので見にきたのですが、鍛冶町にいかずとも錦連合の渡行で見る事が叶いました。
担いでいる女性には大変失礼ですが、ほとんどの方は神輿を担ぐ際に腰はいっていなく、巷間でいわれる「女みたいな神輿の担ぎ方をするなよ」を体現してくれていましてかなりトホホの渡行でした。
やはり神輿での女性の存在は紅一点が宜しいのではないかなと思います。
いずれにしても私の幼少の時は、女性の渡行は、女の血で穢(けが)れるからという、まさにセクハラ的な理由で忌諱されていたので隔世の感はあります。

#男性神輿です。
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やはり神輿の渡行はこのように目が三角になった漢(おとこ)の雄姿の方が絵に納まります。
このようなシーンをみていますと私の漢の血が煮えたぎってきますね。

#山車の巡行です。
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小川町の山車に付いて歩いていました。
小学生の男子がひょっとこのお面を被って軽妙に山車の上で舞っていました。
こういう子供らが次世代の神田祭を担っていくのでしょうね。
巡幸のさいの掛け声「シタ、シタ」という発声が雅に感じました。

#この棒は何でしょう。
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この棒は何でしょう?

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この棒は高い山車が架線の下をくぐる時にこの棒で持ち上げるのです。

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さらにこのような鉄の探知機バーをくぐる時はこのように山車の引き手を上げ山車を斜め上に倒して高さ調整してくぐるのです。

#神田祭といえば
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神田祭といえば接待の多さです。
私が以前猿楽町で担いだ時は神輿に肩を入れている時より、胃袋にアルコールを入れている時間が長かったのです。さすが金満町神田であります。
来週は地元の三社祭りです、ハイ。


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ということで神田祭に来ましたので地元で浄財を落とさなくてはという事でやってきたのは東京ガーデンパレス内にありますレストラン&ラウンジ「オーロラ」さんです。

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余談ですが帯はこのようにきちんと腰で決めていただきませんと・・・
様子が宜しいでしょう。

住所: 東京都文京区湯島1-7-5
電話:03-3813-6211
定休日:無休(除12月29日)

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダ―「日替わりランチ(サーモンと海老のポワレ)スープ・サラダ・パン・コーヒー付」@1,200円です。

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待つこと1分で「スープ・サラダ」の到着です。
味ですか特筆するものはありません。

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待つこと4分で「サーモンと海老のポワレ」とパンの到着です。
なにかすごく量がすくないですね。
まさか天眼鏡で拡大して食べるのではないでしょうね。
バターも出来合いのバターです。
一応ホテル内のレストランなのでしょう。

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それでは気を取り直して実食です。
あれっ冷たいではないですか!
ポワレというのは「肉又は魚の切り身をフライパンで焼き、加熱が十分でなければオーブンに入れて加熱を補う調理法」の事です。
要は置き冷ましですね。
いくら「神田祭」で忙しいっていいましても「神田祭」は400年前から催行日は決っているわけで、普通の感覚なら当日のシフトを厚くするなどして対応すべきです。

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このような場合はきちんと申しいれる性格ですので、やんわりと「ポワレですが、冷めていますよ」とホールスタッフの女性にいいますと「少々お待ち下さい」といってから1分間位してから、責任者と思わしき男性が貧相なデザートを持って「まことにすみません」と言ってそのデザートを置いて行こうとしましたので「人を安く見ないでください。こんなものが欲しくてもの申したわけではありません」といってからデザートをテーブルの端に追いやりました。
責任者には驚愕が顔面に張り付き二人の間にはしばらく無機質な時間がながれました。
驚愕の仮面を付けた責任者は頃合いをみて無言で立ち去りました。

何なのですかこのレストランはこのような冷めた料理を出した客にはデザートを出すことで無罪放免ですか。
重ねていいますが「人を安く見るな」です。
私は責任者が謝罪にくるわけですから、原因をきちんと見極めて、かくかくしかじかで遅れました。
今後このような事は二度と起こしません、と言って謝罪するのが普通なのに端から隠蔽ですか、最低ですねこのホテル、二度とここの敷居はまたぎません。
このような体質でしたらこの悪弊は再発しますよ。
しばらくして珈琲がきたのでそれを飲んで帰りました。
当然の事ながらデザートは手をつけませんでした。
本当にあきれ返って開いた口がふさがりませんでした。
こんな日もあります。

それでは(^_-)

桜を求めて東北へ(番外編)

今日は「桜を求めて東北へ(番外編)」です。
二回に亘りまして「桜を求めて東北へ」をお付き合いいただきましてありがとうございました。
雨天催行必至な旅を覚悟していたのですが、まさかという坂に備えて仙台駅で傘を求めた謙虚さを雨神様がみておられて私達夫婦に慈悲を与えて下されたのでしょう。
全行程を晴れで乗り切りました。
全くもってありがたいことです。
今日は番外編です。
この二日間の私の疑問、驚きをまとめました。
宜しくお付き合いください。
それではlet’s get started!

#ガイドさん紹介
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今回のガイドさんの土坂(とさか)真美さんです。
画像のとおり美人です。
特筆すべきはネタの豊富さとハスキーな声です。
九州旅行でお世話になった舎利倉さんに勝るとも劣りません。
本当に素晴らしいガイドさんでした。

#焼卵
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皆さんご承知のとおり、私は卵好きです。
この看板を見て即奥様に、ねぇねぇ焼卵食べようよ。
珍しいよねぇ焼卵、って言ってからこのお店に駆け込んだのですが・・・
こんな事もあります。

#フランス語
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「ホテル安比グランド」のフロント前のソファーで彼女と雑談していました。
すると彼女の携帯が鳴り響いたので、彼女はかけてきた方と話し始めたのです。
別にそば耳をたてたわけではないのですが彼女の話し言葉は全く聞き取れませんでした。
最初仏蘭西人からの電話なのでフランス語で話しているのかと思ったほどです。
噂にはきいておりましたが「おそるべし東北弁」であります。

#角館で見つけた明治のイケメン
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益田孝
まずは益田孝さんです。
は益田孝さんは日本の著名な実業家です。
草創期の日本経済を動かし、三井財閥を支えた実業家であります。
明治維新後世界初の総合商社・三井物産の設立に関わり、自ら初代社長に就任しました。
日本経済新聞の前身である中外物価新報も創刊しています。
なかなかのイケメンです。
下段は晩年の画像です。

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新聞小政さんです。
現在でも通用するイケメンです。
新聞配達にくる小政さんを待っている妙齢の女性は巨万(ごまん)といた事でしょう。

#タカビーなお願い
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平泉中尊寺のトイレで見つけたタカビーなお願いです。
このようなお願いは始めてみました。
私は洗面所で思いがけず水が飛び散った際にはハンカチでその飛沫をふいていますが、このような事って個人裁量であってお願いするものではないと思います。
観光目的のお寺だけにこのような高飛車なお願いは唾棄するものです。
肉寺(儲かっているお寺)なので清掃の方はそれこそ巨万といますので全くもって意味不明であります。

#JRなのに乗車船とは?
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これは、JRグループには現在宮島航路しか鉄道扱いの連絡船はありませんが、かつては青函連絡船や宇高連絡船更に昔には関門連絡船などが鉄道の代わりの連絡船として有ったため乗車船用という文字がたんに残っているのだ、という説があります。
その一方で、JRでは旅行会社独自の様式のチケットを発券できるようになっています。
従いまして交通系のきっぷ(飛行機以外)においてはすべてそのチケットに印刷しています。
旅行会社では鉄道に限らず、バスやフェリーなど(東海汽船や佐渡汽船など)のきっぷも発券できますから、「船」という文字を入れているのです、という説もあります。
帰路のJRの駅員さんに確認しましたら、良く分かりませんがという断りはありましたが、どうやら後者が正しいようです。旅行会社のツアー切符を細かく分けて発券しますと、必ず紛失する客がいるから一本に纏めて発券せざる得ない、というのは私の考えです。

#ガイドさんネタ
土坂さんはまだお若いのですが小さい頃は東北の鄙びた村で生活していたそうです。
その生活の中で実際にあった話を紹介します。

肩こりはヒルで治す
ヒル
この話は聞いた事がある都市伝説ですが、土坂さんのおばあ様は肩こりをヒルで治していたそうです。
おばあ様は肩こりがひどくなると飼育?してあるヒルを患部にのせ痛みを吸いとってもらっていたそうです。
ネットで調べましたら、医療用ヒルを手に入れるのは困難だからといって、その替わりに野生のヒルを使いますと、野生のヒルは感染症の危険がありますのでやめたほうがよい、と書かれていました。
ちなみに土坂さんはシモヤケになった際には、ヒルに悪い血を吸いだしてもらっていたそうですが上記のような感染症は皆無だったみたいですよ・・・

マムシ酒のマムシは溶ける
マムシ酒
彼女の申しているマムシ酒は生きたマムシを焼酎につけたものです。
ただ〜し中のマムシが溶けていない間はかなり生臭いそうですが2年もすればマムシは溶けて無くなるそうです。
それまでの間、生臭い匂いは瓶の中からも洩れてくるそうです。
生きたマムシを瓶に入れるのが大変なのだそうです。
4ヶ月程絶食させて体内の糞とかを出しきらせ、それから焼酎で酔死?水死させてマムシ酒にするとのことです。
水死させるときに清潔な瓶に絶食マムシをいれかえるのだそうですが、飢餓状態のマムシは気が立っていてこの時に噛まれる事が特に多いそうです。
で〜もちょっとした切り傷なんかはマムシ酒をちょこちょこと付ければすぐに直ったそうですよ。
これを見て簡単そうだからといってお気軽にマムシ酒を作らないでください。
マムシは毒蛇ですから・・・

#一応グルメブログなので・・・
今回のツアー選定に重きをおいたのは食事です。
従いまして今回のツアー料金はかなりexpensiveなのです。
ホテルでの食事はバイキングなので割愛しておりますが、雰囲気だけ画像で紹介します。
味ですが、この様なツアーで泊まったホテルの中で最高でした。
全てが美味しい、特に揚げたて天婦羅は筆舌に尽くせない味わいでした。
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最終日の夕食は仙台でめいめい自達です。
そこで仙台通の私が奥様に仙台で一番美味しい「牛たん屋」さんに連れていったのですが、地元客がこのように団子になって客待ちしています。
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帰路の電車は決っており、それに乗り遅れる事は許されません。
「泣いて馬謖(ばしょく)を斬る」の故事ではないのですが断念して向かった先は「ときわ亭」仙台駅東口店さんです。 

住所: 宮城県仙台市宮城野区榴岡2丁目2-2
電話:022-295-1787
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダ―
ときわカルビ×2=1,560円
特たん塩×2=1,960円
豆腐サラダ@480円
です。

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まずはサッポロフリーでお疲れさま乾杯をしました。

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待つこと5分で豆腐サラダの到着です。
うん、このサラダは胡麻ドレッッシングが豆腐によく合っています。
美味しい。

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待つこと6分で特たん塩とときわカルビの到着です。
見た目美味しそうです。

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タレは旨味噌ダレ、レモン、しょうゆダレが選べます。
個人的には旨味噌ダレが一番この肉には合っていました。
奥様も同意見です。

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肉の評価ですが奥様はときわカルビを一押しです。

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私は特たん塩を一押しとしました。

近くに店員さんが通ったので「利休」さんとの比較を聞きましたら、利休さんも牛は飼ってないはずですから、味は一緒ですよ。違いは知名度とテールスープのあるなしですよね。
もし目隠しテストをしたならば、うちの店の違いと「利休」さんの違いが分かる人っていないと思いますよ、ですと明言ですね。
そうそう味ですがとても美味しかったです
特に特たん塩・・・
新幹線の時間を予め店員さんにいってありましたのでかなりの気配りをいただきました。
ありがとうございました。

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ということで「余裕のよっちゃん」で仙台駅に着きました。
仙台駅のぺディストリアンデッキにはもったりとした茜色の空が広がっていました。
楽しいたくさんの思い出をお土産にできました。ありがとう東北です。

それでは(^_-)

桜を求めて東北へ(後編)

今日は「桜を求めて東北へ(後編)」です。
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宿泊地「ホテル安比グランド」を後にした私達は催行二日目の最初の観光地弘前城を中央に構える弘前公園に向かいました。
天気予報では午前中の天候は良いみたいですが午後からは雨が落ちてくるみたいです。
その様な事で一喜一憂しても仕方ありません。
楽しめるうちは楽しめばよいのであります。
それではlet’s get started!

#弘前公園です。
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弘前公園にある弘前城です。なかなかの威容です。
弘前城は、現在の弘前市における弘前公園がそれにあたり、津軽統一を成し遂げた津軽為信(ためのぶ)によって慶長8年(1603年)に計画され、 二代信枚(のぶひら)が慶長15年、築城に着手し、翌16年(1611年)に完成したそうです。以後、弘前城は津軽氏の居城として、廃藩に到るまでの260年間、津軽藩政の中心地として使用されていました。

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私達が訪れた日の園内はそれなりに桜が残っていました。

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一応maxの画像も貼っておきます。

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弘前公園から見た岩木山です。
すごく美しい山です。

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青森の露店です。

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これだけ焼き物の種類がある露店は初めてみました。

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全国どこでも人気の「まとや」さんです。

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ミス桜グランプリです。
綺麗ですね・・・

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日本一太いソメイヨシノです。

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一応maxの画像も貼っておきます。

弘前城が動く?
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弘前城本丸東面の石垣には、以前から膨らみが確認されており、崩落する危険性が指摘されてきました。
そのため、天守を約70m本丸の内側へと曳屋(建物を解体せずに移動させる工事)する工事を2015年に実施しするそうです。石垣修理工事には約10年間を要し、曳屋した天守を元の位置に戻すまでにも5年以上かかるとされています。丁度訪れました5月4日は普段なら水が張られて入れない立入禁止の内濠が一般公開されていて、入れる幸運に巡り会いました、と申してみたものの感動はありません。

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青森のりんごのPRです。

りんご下敷
子供に頼まれて求めた「りんご下敷」です。
なんでこんなの欲しいのだろう?
一応子供に確認しましたら若い人達の間では「人気下敷」となっているのだそうです。
意外でしたのは青森のりんごはすごく美味しかったのです。
東京で買っていた青森のりんごは一体どこの国の青森県なんだろうと思ったほどです。

#中尊寺です
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この後私達はで昼食を調達するのと岩手山のphoto opportunity(カメラチャンス) でもある岩手山SAに立ち寄ったのです。ここでも天気は持っています。
このまま天気は持ってほしいものです。

中尊寺です。
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中尊寺
平安時代の末期、平泉は奥州藤原氏三代によって黄金時代を迎えました。その栄華は、長い戦いの歴史を経て11世紀末、初代・清衡から始まります。清衡は、戦のない平和な世界理想郷を実現するために、中尊寺を建立しました。その後、想いを継いだ二代・基衡、三代・秀衡は毛越寺を建立。金の産出が豊富だったこともあり、平泉は100年に渡って栄えました。しかし1189年、四代・泰衡が源頼朝の軍勢との戦に敗れて、奥州藤原氏は滅亡しました。
その後、建物の多くは焼失してしまったのです。
まずは金色堂を拝観しました。
実はこのお堂を見るのは二回目です。
従いましてあまり感動はありませんでした。
このようにバブリーな金満飾にしたのは極楽浄土を現世に表したかったのですね。
二回目の訪問で初めてこの事実を知りました、ハイ。
なお金色堂内は写真撮影厳禁でしたのでnetよりの転載です。

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中尊寺境内あんど参道です。

松尾芭蕉は忍者?
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バスガイドさんのお話では「奥の細道」の旅の総移動距離は約2,400kmで、総日程が約150日となっています。
これらの数値から一日あたりの移動距離を割り出すと2,400÷150=15kmで、当時の単位に換算すると約4里という所です。しか〜しこの総日程にはまったく移動しなかった日が含まれています。
つまり、150日ずっと移動していたわけではないのです。
この移動しなかった分を取り戻すかのように、一日で50km以上も移動している日があるのです。
年齢的には壮年に差し掛かっていた芭蕉が、これほどの移動距離を一日で歩くのは無理があると考えられています。この当りから松尾芭蕉の忍者説がわき上がっているのですが何かの記載数字が齟齬となっているのでしょう。
若しくは「ごめんなさい奥の細道はなりすまし」でしょう、ちがうかしらん。

中尊寺薬師堂
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薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)は、大乗仏教における如来の一尊です。
瑠璃光を放ち、衆生の病苦を救うとされています。
また、無明の病を直す法薬を与える医薬の仏として、現世利益信仰を集めています。
目の神様だそうです。
視線恐怖症の方は悶絶必至でしょうね・・・

お祭り日です。
なかなか良い日に巡り会ったものです。
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白山神社の能舞台 演目「竹生島」です。子役の少年の朗々と通る声に感動しました。

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郷土芸能「行山流都鳥鹿踊」です。
なにか演じている皆さんは疲れきっていて踊りにキレがなかったように感じました。

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町内神輿渡行を見に行ったら早々と終わっていてトラックで撤収されていました。
何てこったです、平泉の神輿渡行は是非とも見たかったのに・・・

結局、薬局、放送局で雨には会わず仕舞いでした。
日頃の行いの良さが見事に立証されたのです。
明日は「桜を求めて東北へ」の番外編です。
ご期待ください。

それでは(^_-)

桜を求めて東北へ(前編)

今日は「桜を求めて東北へ(前編)」です。
とうとう待ちに待ったGWに突入です。
今年の日本は天候異常です。
札幌管区気象台は5月1日、4月の道内の平均気温が平年を1.4度上回り、2008年以来7年ぶりに高温だったと発表しました。気象台によりますと、4月の道内は下旬に本州からの高気圧の影響で、4月としては17年ぶりに最高気温が30度を超える真夏日を観測するなど高温で推移したのです。
かかる中、私の奥様は桜を求めて東北への旅を申し込んだのです。
今回はエースJTBさんの「ぐるり東北桜スペシャル2日間」です。
Itineraryは、初日は新幹線で仙台まで行ってそこでバスに乗り換えて北上展勝地、角館武家屋敷通り、小岩井農場の一本桜、夜は安比高原泊で二日目が弘前公園、平泉中尊寺を観て往路と同様仙台から新幹線で東京に戻るという弾丸旅行です。
賢明な皆様ならお分りのようにこの前フリから読みとれるのは観光名所の桜がすでに葉桜になっているということです。さらに気象庁からは催行二日目は雨模様(降水確率90%)という丁重な予報をいただきました。
雨模様の予報ゴッツアンです。
はたしてどうなることやら・・・
気をとりなして、それではlet’s get started!

#北上展勝地です
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東京駅集合は6時40分です。
私達夫婦は異常なまでにpunctual(時間にきちょうめん)なので5時50分には東京駅についていました。
私の出発の前日(土曜日)はblog dayなのでblogをupdateしてpostingしたのが深夜1時30分です。
そこから身辺整理して寝たのが2時で、奥様が起こしてって、いわれたので起床したのは4時30分でした。
さすがに頭が学級崩壊状態だったので新幹線の中で寝ようかとおもって為念mailだけ確認しましたら、なな何とGWだというのに土曜日にmailをいれてくるcrazyな取引先がいたのです。
それをシャカシャカ返信していたらしばらくしてそのmailに対してさらに返信がきたりして、結局寝られずに仙台駅に着いてしまいました。
日本のリーマンは本当にonとoffのけじめがないですね、最低です。
もしかしたらこれって自分の事も入っているのかしらん・・・

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ということで最初の観光地である北上展勝地につきました。
気温は23度の晴天です。
桜はほぼほぼ葉桜でした。

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一応maxの画像も貼っておきます。

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私達を迎えてくれたのは鬼剣舞(おにけんばい)のperformanceです。
鬼剣舞は、岩手県北上市周辺に伝わる伝統芸能だそうです。
猛暑のせいか鬼達はかわいそうに「鬼の霍乱(かくらん)」をおこしているようです。

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この北上展勝地は桜がなくてもよいところです。
川面にたってぼんやりと見ていますと心にさわやかな風が吹き込んできます。

#角館武家屋敷です
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佐竹家の上・中級武士の武家屋敷にあたるところらしいです。
広い通り沿いに塀が連続し、シダレザクラやモミの大木が深い木立を形成し、江戸時代末期時の屋敷割や母屋・門・蔵の屋敷構え、枡型など武家町の特性をよく残しています。
「みちのくの小京都」とも言われています
ちなみに私が育ったのは佐竹家の江戸の上屋敷があった台東区は下谷にある「佐竹町」です。
いまではその面影もありませんが、大正時代には「下町・佐竹」の名は東京中に響きわたり、明治から大正時代にかけての黄金時代を築き上げその殷賑は帝都東京に知れ渡っていたのです。

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ここも葉桜でしたので一応maxの画像も貼っておきます。

数ある武家屋敷の中で訪れたのは「青柳家」と「石黒家」にいきました。
「たそがれ清兵衛」など映画のロケ地となっていたので、こじんまりした街並みかと勝手に擦り込んでいたのですが、名門佐竹家の上級武士の武家屋敷なのでかなり立派でその威容に驚きました。

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「青柳家」です。
立派なお屋敷です。甲冑が見事でした。
さすが高級武士の家屋です。

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実際の刀の展示です。
持つことができます。奥様が早速持ってみたらとても重たいと感想を述べていました。
鋼鐵できていますから、当り前です、とは言うわけもありません、ハイ。

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小野田直武さんです。

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青柳家と姻戚関係にある小田野直武さんは、平賀源内に師事し、秋田蘭画を確立しました。
また「解体新書」の挿絵を描き、その名を高めました。
西洋の陰影法を取り入れ、後の洋画界に大きな影響を与えた秋田蘭画は、小田野直武さんと、時の秋田藩士・佐竹義敦によって完成されたそうです。

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下段の画像は「ターヘル・ アナトミア」です。
解体新書の絵は遠近法を駆使したから臓器の臨場感がでたのです。
二次元的描写が主流であった当時の日本画壇において彼の存在は稀有であり、それを知り得た杉田玄白の僥倖は歴史の「偶然の妙」であります。
解体新書の原画は腑わけした臓器等をすぐ模写しなければいけないという環境の中、小田野直武さんは半年間不眠不休で描きあげるという事で偉業を成し遂げたのです。
実際杉田玄白のつたない翻訳も小田野直武さんの挿絵があったから何とか読みくだされたわけで、個人的には彼が「解体新書」の真の貢献者且つ功労者であると敢えて言わせていただきます。

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「石黒家」です。
これまた立派なお屋敷です。

ここにはサプライズがありました。

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まずは天井高の高さです。
説明員の方にこの家の天井高が高いので質問してみました。
すると説明員の方から、大変良い質問です、と言われたのです。
その意味合いは、天井の高さはその家の位を表しているとのことで、この「石黒家」は高級武士なの天井高が高いのだそうです。

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次に欄間です。
この欄間の透かし彫りの彫刻は家に差し込む光で応接間にこのような影を作ります。
さらにその彫刻は縁起の良いものとされておりこの「石黒家」では「亀」でした。
那辺は日本人のおもてなしの心でありましょう。

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そして室内物干しです。
この部分が左右に動きます。
天候の良くない日にはこの室内物干しが威力を発揮したそうです。
画像では一本ですが往時は複数本あったとのことでした。

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最後に野菜貯蔵庫です。
へぇ〜江戸時代にも床下収納があったのねぇ、と奥様が言ったので、江戸時代の床下収納をパナソニック電工等の建材メーカーが換骨奪胎(先人の思想・形式などを借用し、新味を加えて独自のものにする事)したんだよ、と説明しました。
他にも、△△さんって最近子供に似てきたわよね〜、ともよく言いますので、それも子供が私に似てきた、が正しいんだぜ、と付け加えておきました。ハイ。

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五月人形です。
幼少時、五月人形を見ると怖くて泣いた記憶がありましたが子供だったからだろうと思っていたのですが・・・
本当に怖いではないですか(笑)

#小岩井農場の一本桜です
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秀峰岩手山を背景に、小岩井農場の緑の大地に根を張る一本桜です。
詳しい樹齢は不明ですが、明治40年代 (約100年前)に植えられたと言われています。
丁度私達が着いた時は夕陽のかがやきが茜色にかわり、その光はその雲の狭間から地上に落ちてきます。
それからしばらくして墨汁を溶かしたような闇が急速に広がりあたりは漆黒の夜を迎えました。
このようなことを僥倖というのでしょう。
とても綺麗でした・・・

To be continued later

それでは(^_-)

続 ひばりヶ丘 ラーメン二郎

今日は「マラソン徒然(つれづれ)」です。
早いものでマラソンを始めて今年で21年目になります。
マラソンを始めたきっかけはこちらに長々と書いていますので興味のある方はお読みください。

今年も地元のマラソンクラブのお付き合いで「横浜駅伝」に出走しました。
私は2走の3kmでした。
タイムはお恥ずかしながら13分30秒でした。
昔は3kmであれば楽勝に12分をきっていたのですが、練習不足もさることながら加齢からくる衰えでしょう。
私が席をおいているマラソンクラブは多士済々です。
現役では80歳のランナーがいます。
今回の駅伝にも参加していましたがタイムはそこそこで走ります。

最近当クラブの主流はウルトラマラソン(長距離マラソン)になってきました。
理由はタイムを気にしないで走れるからだそうです。
一番早い方は神野さんという方で120kmを12時間で走ります。
神野さんは年内に500km走に出走予定です。
いやはやすごいものです。
神野さんがある時急な出張で長野に行く事になったのですが、その出張申請の際に上司から、なにも新幹線でいかずとも今から走って行けば夕方には着くんじゃない、とからかわれたそうです。
語る人も語られる人も座布団一枚でございます。
ちなみに私の最高の長距離走は65kmです。
完走後、心も体も完全にworn out(ぼろぼろに疲弊)状態に陥ってしまいました。
普通はこんなものでしょう。

異常な方もおられます。
この方は清水さんといわれて過酷な練習の結果体調を崩し病院に行ったところ、担当の医師から、あなたこれ以上走ったら死ぬよ、と言われていたのにもかかわらず、無視して走り続けていたらとあるレースの後、脳の毛細血管が切れて人事不省となりました。
生命力が強いのでしょう、その後奇跡的に意識が戻ったのですが、不幸にも後遺症が残ってしまいました。
しか〜し清水さんはdie hard(粘り強く耐えてなかなか死なない)な方でして、ここから過酷なリハビリを自らに課し、その結果倒れてから一年後の今年の3月に見事というか天晴(あっぱ)れというか奇跡的な回復でハーフマラソンに出走されたのです。
タイムはさすがに往年の面影はないものの結果見事完走しました。
まさに快挙であります、すごい方であります、ハイ。
個人的には、私なら「吾唯知足(われただたるをしる)」でございます。
言い換えれば私がそのようになったのなら「No more marathon ! 」なのであります
そしてこのくだりを奥様に話をして同意を求めようとしましたら、誰の話ですか?
あなたがもしもそのようになったなら、間違いなく清水さんと同じように歯を食いしばって激烈なリハビリをして、這いつくばってもレースにでているわよ、と相手にもされませんでした。
多分そうでしょう、坐して死を待つくらいなら一歩でも歩を進め前のめりで死んでいきたいですものね。
そう言えばマラソンそのものがdie hardなスポーツでした。

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最後にこの画像の面々はperformance contestのrunnerです。
彼等はこのような格好をしているものの以外にも早いのです。
彼等に抜かれるが一番屈辱なのです、ハイ。


ハハハ・・・



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明日からGW突入です。
うれしくなってひばりヶ丘にきてしまいました。
理由は「ラーメン二郎」を食べたかったからです。
いつもこのお店は大行列で多忙な私はいつもその行列を見るだけで「猫またぎ(下魚の意味ではなくそのもの)」なのですが、今日は明日から休みなので並んだのです。
今日のお店は「ラーメン二郎ラーメン」ひばりヶ丘駅前店さんです。

住所: 東京都西東京市 谷戸町 3-27-24ひばりがおかプラザ 1F
電話番号:非公開
定休日:日曜日、祝日、土曜日は10:30〜16:00

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「ラーメン小(麺少なめ・にんにく)」@700円です。

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しか〜し行列店ですね。
待つこと40分で入店です。

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そしてそこから待つこと11分で「ラーメン小」の到着です。
野菜が正三角錐の形状で屹立しています。
天地返しが面倒くさそうです。

それでは実食です。
麺は平打ち麺ですこしヤワヤワです。もう少し硬い方が好みです。
これに絡むスープは乳化がしっかりされていますが相も変わらずしょっぱいですね。
トッピングの野菜は野菜の茹で汁が存在感を表しすぎて低評価です。
豚は後半になってほろっと崩れてきたので後半に限れば高評価です。
全体に過不足なく美味しくいただきました。
化学調味料入れすぎですかね、いつも食後しばらく舌がしびれ続けています。
実はこれが癖になっていたりして、味の素の社員か(笑)

久々の訪問で驚いた事があります。
このお店の店主なかなかですね。
歌舞伎の所作のような調理の仕草もさることながら客への気配りはすごいものがあります。
いつも調理場の前の高さ1m×巾3m位の鏡を見ていたので始めはナルシスなのかなと思っていましたら外で順番を待っているお客の動静を絶えずcheckしていたのですね。
さら〜に猫舌なのか食べるのが異常に遅いお客には、店内がこんでいますので、もう少し早く召し上がっていただきませんか、と満面の笑みでお願いしていました。
するとその客はしばらくして食べるのを断念して退席されました。
忖度するにこの方は猫舌ではなくて量がtoo muchだったことから完食のfinish tapeを切らねばという強迫観念と闘っていたみたいで、ご本人としては退席のきっかけができてほっとしたように見えました。
ここら当りの気配りはさすがですね。
グループできている高校生には一緒に座れるよう客の順番を調整するなど、満面の笑みの裏側には綿密に全体を俯瞰する管理者のsevereな顔が隠れています。
なかなかですね。
多分この店主は飲食業以外のビジネスでも成功していたでしょう。
たいしたmanagementでした、ハイ。

それでは(^_-)

本郷三丁目 こくわがた リターンズ

今日は「痩せなくちゃ」です。
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日本人はかくも卑屈になったのかという理由として白村江の戦いで、百済救済のための日本軍が唐・新羅の連合軍に敗れたことがトラウマになっているそうです。
元々百済と日本は本家と分家のような関係にあった中、本家が滅ばされため分家が正当性を証明しなければならなくなりました。その為に大和朝廷はその為天孫降臨という誇大妄想的なファミリーロマンを創作したのではないかとされています。
それから幾星霜、日本人はその被害者意識が固着しているなか第二次世界大戦で敗れてアメリカの疑似属領になっているのにもかかわらず、それを認めていない事から自己欺瞞がうまれたのだそうです。
現在の卑屈な神経的症状は、自分に都合の悪いあるいは不快な過去を隠蔽したことから始まり、その結果国家などの人間集団の性格は外的自己と内的自己に分裂したのです。
アメリカのポチに成り下がった政府が外的自己を、反米を叫ぶ左派が内的自己を体現しているのだそうです。
面白い解説ですね。ちなみにこの原典は「日本人はなぜかくも卑屈になったのか」(飛鳥新社)であります。
興味がある人は是非ご一読ください。

マリリンモンロー
外国人にあまり卑屈にならない私は、今日近所のカナダ人の友達の女性と雑談をしていました。
彼女はアメリカ人で御年24歳の妙齢な女性です。
外見は美人ですが小太りで可愛らしい(chubby)体形です。
しばらく取り留めない話の後でなぜか体形の話になったところ、彼女は突然興奮気味に話し始めたのです。
彼女「ねえねえ、やっと私の時代になったのよ」
私「何が」
彼女「今アメリカではマリリン・モンローのような砂時計のような体形が人気になっているのよ」
私「それがどうしたの」
彼女「わからないの。この体形は痩せていたらなれないのよ。
要は痩せている日本人女性では無理なのよ。
わ・か・る?
私のような丸ポチャ体形ならウェスト部分を引っ込ませるだけですぐに砂時計のような体形になれるってことよ。
これって最高じゃない」
私「それはそうだけど・・・
そのお腹をどのようにして引っ込ませるの?」
彼女「運動にきまっているじゃない」
私「ふんふん」
彼女「今日からハイカロリーの食事を食べた後にやるわ」
私「毎日やった方がいいんじゃない。
ところで何年後にその体形になれるの」
彼女「いい質問といいたいところだけど難しい質問でもあるわ。
目標は10年後よ・・・文句ある」
私「文句はないけど、34歳になっていたら、貴女の花の盛りはすぎているんじゃない」
彼女「そうね。これって私が中学生の時にブームになっていれば良かったって話よ」
私「同感だな」
この後さらに取り留めない話は続いたのですが、なにか日本の女性と違ってアッケラカンとしていませんか。
正直彼女は食べ歩きが趣味で特にハイカロリーな食事(ステーキ、フライ等)が大好きなのです。
従いまいして砂時計のような体形になるのは絶対に無理なのです。
で〜も人間って人の不幸の話は言葉が違っても面白いものですね(笑)


想像以上でした。



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今日は本郷三丁目に出没です。
時間は19:20分です。
会社に戻ろうかとおもったのですが疲労で体が動きません。
こういう時は「食べる時は食べるがよし」です。
ということで今日のお店は、行列の讃岐うどん屋「こくわがた」さんです。

住所: 東京都文京区本郷2-39-7
電話番号:非公開
定休日:日曜、祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「四万十のりと温玉しょうゆうどん冷(大)」@610円です。

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待つこと5分で番号札「17654番」がコールされました。
ここで無料の生姜と胡麻と野菜天麩羅を加えて席に戻ります。といっても立食ですが。
見た目美味しいそうです。

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それでは卓上にある醤油をかけ回して実食です。
まずはうどんを頂きました。
涼感あって結構です。
ちょっと小麦粉の匂いが強いような気がしますがno problemです。
Edgeも立っておりうどん美味しであります。

ここから後は温玉を崩して混ぜ合わせていただきました。
美味しいですね。
この間いただいた讃岐うどんの絶巓「谷や」さんとはお店のcategoryが違います。
私はこのような気取らないお店が好きなのです。
コスパ良いし接客も気さくなので、下町っ子としては好きなお店の一つであります。
満足な夕食でした、ハイ。
ちなみに会社には戻りませんでした。
iPad Air 2様のおかげであります。
こんな日が来るなんて・・・

それでは(^_-)

大泉学園 梅蘭

今日は「恥ずかしがり屋」です。
春の組織移動で席が変わりました。
これによってなな何と端から端まで150m程離れた自分の席まで歩かなければならなくなりました。
それにより挨拶をする人の数が幾何級数的に増えたのです。
実は挨拶が苦手です。
と言いましても挨拶は体育会上がりですのでキチンとできますが、永年身にしみてしまった体育会系のきちんとした挨拶を彼我、貴我間にすることが苦痛なのです。
結果的に数なくなった上役にするのも嫌ですが、目下の人間にもきちんと挨拶してしまう自分がとてつもなく嫌なのです。勿論入退室ドアは複数あるのでショートカットしようと思えばできるのですが、端から入るという永年の習慣を変えるのも嫌なのです。
多分ですよ、感じのよい挨拶ができる人は、社会人として、礼儀正しく謙虚で、思いやりに満ちた人柄を感じさせるという擦り込みがあるのでしょう。
決してそのような人間ではないので苦痛なのです。

結局、薬局、放送局で早く出社することにしました。
従来は始業15分前に来ていたのを45分前に変えたのです。
私は通勤電車内で勉強をするので約30分間待ってその駅からの始発電車に乗って座って行っていたのですが、それを30分待たずに即の電車に乗る様に変えたのです。
面白い事に最近はそのような環境でも立たずに座れるようになったのです。
理由は簡単です。
乗る電車を固定したからです。
そうしますと日本の会社員の多くはほぼほぼ同じ電車で通勤していることが分かったのです。
そのなかで途中下車する人のdata baseを作れば後はその人の前で立って待っているだけなのです。
ところが「男子家を出ずれば七人の敵あり」の故事のとおりライバルがいるのです。
したがいましてこうなると席取戦争なのです。
ちょっと将棋に考え方が似ています。
あの人間があの人の前に立っているなら、私はこの人かあの人の前に立てばいいのだけれど、はたしてどちらが先に下車しただろうかと考えながら、その一方で彼の人は会社人間ではなく一般人なので長時間は座ってないだろうからその人に賭けるか、とかとか色々な組合せが生まれてきます。
あまり策を弄しますと、降車駅まで立ち続けになることもあります。
このシミュレーション考察が楽しいのです。
多分大半の社会人はこのような事を毎日しているのでしょうね。

挨拶の効用はよく知っています。
静まり返っていたオフィスに闊達なあいさつが飛び交う。
仕事上のちょっとした貢献を、誰かが認め、感謝の言葉として言ってくれる。
それに対してきちんとした挨拶で返す。
そのようなことで感じるちょっとした感動の積み重ねが、日々のモチベーションを喚起し「明日も仕事を頑張ろう」という気持ちにさせてくれる、といのは分かっているのですが、恥ずかしいものは、恥ずかしいのです。
色々と挨拶が苦痛な理由を冗長に述べてきましたが懺悔します。
私は見た目とは反対に極度の「恥ずかしがり屋」なのです。

恥ずかしがり屋
「恥ずかしがり屋」の人はしばしば、自分の行動や返答を考えすぎてしまいます。
私の場合は、他の人にどう思われただろうかと、ひどい時には何かにとり憑かれたように自分の言動のすべてについて反省してばかりいました。何かおかしなことを言ってしまっただろうか、攻撃的な言葉を口にしていないだろうか、と今でも考えることがあります。
新しい取引先と会った後には、しばしば会っているときに言った小さなことさえもすべて思い返すことがあります。
そして、少しでも相手を困らせるようなこと、あるいは誤解されそうなことを言ってしまっていたら、と自分を責めるのです。要は「恥ずかしがり屋」ってナルシストなのでしょうね。
このような人間も世の中には存在するのです。

The only thing we have to fear is fear itself.
恐れなければいけない唯一のものは、恐れそれ自体である。
Franklin Roosevelt(フランクリン・ルーズベルト)


すごい呼吸だわん・・・



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今日はアニメの街大泉学園に出没です。
今日のお店は、大泉学園駅の北側、以前は駐車場やバーミヤンがあったエリアが再開発でグランエミオになったテナントビル内にあります。
今日のお店は「梅蘭」 グランエミオ大泉学園店さんです。

住所: 東京都練馬区東大泉1-28-1 グランエミオ 3F
電話:03-6904-4931
定休日:無休

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お店の外観です。

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メニューです。

今日のオーダー「五目炒飯」@820円です。

梅蘭やきそば
最初はこのお店の名物、炒めた豚肉、ニラ、もやし、玉葱に熱々の餡をかけ、その上に両面をカリカリに焼き上げた中華麺をのせて包んだ「梅蘭焼きそば」にしようかなと思ったのですがあまり良い思い出がなかったので中華料理の甲乙がわかる味のリトマス試験紙の「炒飯」にしたのです
ところで「梅蘭」さんお店だしすぎではないですかね。
同社のHPをみましたら14店舗もありました。
昔は中華街だけでしかありませんでしたので希少価値がありましたのに。

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待つこと6分で「五目炒飯」の到着です。
見た目バスケットボールの半割りです。

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それでは実食です。
ご飯の炒めは良くされています。
しか〜し味がほとんどしません。
味の大半は油から醸しだされる匂い系の味わいです。
たまに巡り会うチャーシューでかろうじて塩分が補給されます。
これでは乾ききった砂漠で水を求めて彷徨する旅人であります。
余りのひどさに怒る気もしません。
ちょっとひどすぎますね。
ということで久々に最悪の味に出合ってしまいました。
こんな日もあります。

それでは(^_-)

続 銀座 佐藤養助

今日は「働き方」です。
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長い事拒否っていたiPad をとうとう持たされてしまいました。
これって一つの労働強化ですよね(笑)

たとえば上述のようなiPadを使った帰宅後のメール、人脈を広げる勉強会、最近は激減しているものの無くならない取引先との接待これらは仕事の一つでしょう。
特にホワイトカラーのリーマンは仕事のonとoffの境目が曖昧です。
机上の基準で労働時間を管理するのは限界があります。
それならば「時間=報酬」の発想から抜け出して成果を基準に報酬を決めた方がよいのではないでしょうか。

週50時間以上働く日本人は32%もいます。
私もそうです。
これってアメリカ、イギリスの3倍だそうですね。
残業が当り前であるというふるまいは、換言すれば残業すれば残業手当がつくからです。
勿論私を含めた管理職は論外ですが。
政府は仕事にかかわっている時間ではなく、成果に報酬を支払う「脱時間給」の導入を目指していますが、対象は年収1,075万円以上の専門職としています。
外資系ならともかく邦人系でそんな高収入の専門職なんているわけもなく勢いその数は限られています。
政府のやることなんか聞いていられないということで、残業抑制のために残業をおおきく減らした部署には報奨金を払うという企業もあらわれており、その会社では仕事が早く終われば終わるほど給料が増えていくそうです。
それでも残業は一割弱しか減りませんでした。

政府は4月24日、霞が関の中央省庁が率先して朝型勤務・早時退庁に取り組み、民間にも働き方改革を促すため今夏に行う「生活スタイル変革」運動のキャッチフレーズを「ゆう活」(ゆうやけ時間活動推進)とすると発表しました。
明るい時間が長い夏の夕方以降を「自分の時間」にあて、生活を豊かにしてもらう為のようです。
かかる中、私は上述のiPad Air 2を持ってから大きな変化が表れました。
以前はガラ携だったので会社にきているmailは返信するのが面倒くさくて、ガラ携上で見るだけにしていて緊急性があった時だけ電話で対応していたのです。
しか〜しiPad Air 2はガラ携に比べるととても操作が楽なのです。
最大の要因はkeyboardを抱き合わせで用意してもらったからです。
PCほどのperformanceはないもののmailに限って申せばほとんど遜色がありません。
まして私は常在戦場リーマンなので、24時間は嘘ですが、セブンイレブン状態で働いておりますので、最近は早朝mailが激増しています。
即ち6時台のmailが当り前になってきているのです。
さすがにどこかで止めないと猿のラッキョウむき(きりが無い)になってしまうな、と考えている今日この頃であります。

わたしの人生が、一日八時間労働で成り立っていたとしたら、こんなに多くのことを成し遂げることは、出来なかっただろうね。(Thomas Alva Edison)


人生の選択・・・



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今日はザギンに出没です。
今日のお店は再訪店です。
今日のお店は稲庭うどんの絶巓「銀座 佐藤養助 」さんです。

住所: 東京都中央区銀座6-4-17 出井本館1F
電話:03-6215-6211
定休日:無休

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「味くらべ温うどんと冷せいろ(醤油つゆ)」@1,300円です。
店内の絶世の美女客が眉間にしわをよせ、目の前の恋人に対して憂悲苦悩の瞳で噛みついています。
美女が怒るとこんなに美しいとは。
ぼーっと見惚れていましたら今度は私がその瞳で噛みつかれました。
ちょっとうれしかったりして・・・

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待つこと9分で「味くらべ温うどんと冷せいろ(醤油つゆ)」の着膳です。
見た目美しいですね。

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それでは実食です。
温かいものは温かい内にでまずは温うどんをいただきました。
鰹出汁が峻烈です、キレがあります。
透明感ある出汁にこのような深い味わい潜んでいるとは驚きました。
美味しいです。

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続いて冷せいろ(醤油つゆ)です。
涼感最高です。
加えて独特のいい香りが、うどんをすすると同時にふわぁっと清流のような涼しげな香りに包まれました。
これはたまりません。
美味しいです。

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副食の海藻の佃煮と漬物(いぶりがっこ、青菜)も美味しいのです。
なんでしょうこの口福は・・・
心にやすらぎの光が差し込んでくるような気持ちになりました。
ご馳走様でした

それでは(^_-)

福と出会う旅(番外編)

今日は「福と出会う旅(番外編)」です。
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福島には福があります。
旅にでて幸せをつかまえよう、ということで私達おとぼけ夫婦は太平観光さんのツアーで福島に観桜旅行に出かけました。今回は番外編ですのでグルメネタはありません。
宜しかったらお付きあいください。

#念願の佐野SAの朝食バイキング
前から佐野SAの朝食バイキングの概要を見ようと思っていたのですが7:00〜10:00の時間制限の為にそれが叶いませんでした。今回佐野SAに着きましたのが7時47分ですのでみることができました。
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このパフォーマンスで1,000円ですか。
コスパ良いですね。自慢料理の寿宝卵を使ったオムレツも確認できました。
今度佐野のアウトレットに行く時は絶対に早起きしていきましょう。

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販売員の方に聞きましたら高額ではありますがこのサーロイン串A4@2,500円は、な何と一日10本近く売れるそうです。多分ですよ、昔の私みたいに観光旅行のバスの車内でしこたま飲んで気が大きくなった輩(やから)が買っているのでしょう(笑)
あにサーロイン串A4の画像がないですと、私はお酒飲みませんから・・・

#花見山公園
日本を代表する写真家故秋山庄太郎氏が「福島に桃源郷あり」と毎年訪れていた場所です。
この時期は連ぎょう、白木蓮、彼岸桜などが咲きます。
もともとは一軒の農家が「皆さんにきれいな花をみてもらいたい」と始めた場所で、今でも地域の方の協力で美しい花の里山が守られているのです。
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きれいですね、個人的には往訪した奈良の吉野山の桜に似ています。
すこし盛りがすぎていましたのが残念ですがなかなかの花々でした

合戦場がっせんばのしだれ桜
平安時代に朝廷の命で奥州征伐に来た八幡太郎義家と地方豪族の安倍貞任・宗任兄妹が闘った場所とされる地に咲き誇ることから「合戦場のしだれ桜」と呼ばれるようになりました。
樹齢は約150年、一本の木のように見えますが、実は二本の木がよりそうように花を咲かせており「大林の夫婦桜」とも呼ばれています。
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きれいですね、英語でいえばgorgeousですか・・・
ここは満開だったので「撮れ高」最高です。

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番外編です。
ここの「三角焼き」@300円です。これってすごく大きいですね
下段の那須高原SAの「三角焼き」と比べてください。
実はこれすごく美味しいのです。
売店のオジサンに聞きましたら自家製とのことです。
なるほど、手づくりだから美味しいのですね。

#三春の滝桜
岐阜県本巣市(旧尾根村)の淡墨桜、山梨県北杜市の山高神代桜と並び、三春の滝桜は
日本三大桜に数えられる名木です。
大正11年10月12日に国の天然記念物の指定を受けました。
樹高は12m、根回り11mで、樹齢は実に1000年を超えているそうです。
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今回の福島への観桜旅行は、死んだ母が良く言っていた、この世に天国があるとすれば三春の春だよ、って言っていた事の確認だったのです。
来てみてわかったのですが、亡き母が言っていたのは「三春の滝桜」ではなく、三春そのものが醸し出す桃源郷のような牧歌的雰囲気だったのでしょう。
18歳の母が向き合っていた景色を共有することができて積年の疑問が晴れたような感じです。
多分母も私の心象風景を感じて天国から艶然と笑っていることでしょう。

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復路で立ち寄った「那須高原SA」です。
とても雰囲気が良いですね。
ちょっとクリビツしました。
実はこの後行楽渋滞に巻き込まれて帰宅したのは22時でした。
つかれ旅〜でありました、ハイ。

それでは(^_-)

市ヶ谷 らいむらいと

今日は「Bさんの話(改定ver.) 後編」です。
大酒呑み
先週高校の同級生と青砥で飲んで皆が飲み足りないので上野で飲みなおそうという事になりお付き合いしました。
さすがに二軒目ですので、理性の箍(たが)が緩んできて、約2名の同級生が私の停酒をなじりました。
私も元大酒飲みだったので、言っている事はよくよく理解できます。
しか〜し人間とは成長する生き物です。
私の残りの人生は色々な目標に対して5W1H的なtimetableを持ってmanageしているのです。
そのtimetableにはお酒を飲む時間は入れていません。
大人しい同級生が、たまに会うのだから、その時くらいつきあったらいいじゃない、と助け船を出してくれました。
結論、そのような器用なことができるのであればとっくに実行しています。
私にはそのような自信は微塵もありません。
多分一滴でも飲めば元の鯨飲生活者に戻るのは必定です。
釈尊ではありませんが「吾唯知足(われただたるをしる)」であります。
あれだけ酒飲による快楽を貪ったのですからもう充分なのです。
ですのでご理解ください、と同級生達に言っても詮無い事なのでしょうね。
元大酒飲みだったので、これまた理解できるところであります。

ということで今日のフリネタは「Bさんの話 後編(改定ver.)」です。
既に読まれた方もよろしかったらお付き合いください。

Bさん
Xディの金曜日がきました。
私とAさんは、22時に駅前の居酒屋で待ち合わせをしました。
久々にあうAさんは、相も変わらす、ボリュームあるリーゼントが似合うハンサムガイでした。
二人は居酒屋で、お久しぶり乾杯、をした後、Bさんの写メの話を始めました。
Aさんは
「死んだはずのBさんはなんで事件現場に戻ってきたんだろう」
と私に聞きました。
「何かこの世に言い残したことがあるんだよ」
と言いましたらAさんは
「実は自分を殺(や)った犯人を知っていたとか」
「充分ありえるね」
と言った後で私は
「でもそれなら犯人の家に行ってたたればいいんじゃない」
と付け足してから
「それもそうだけど、もしかしたらBさんは保険金詐欺をしようとして自分ではなくて身代わりを殺させたんだよ。
だから居酒屋で見かけることができたんだ」
と言うと
「今でも生きているって言うの」
とAさんが聞き返したので
「そうでなければ写メに残らないじゃない」
と言ったら、Aさんは考え込んでしまいました。
「そもそも、今回の事件って犯人の動機すら分からないんだよね。
物取りでもなかったし、やはり怨恨なのかな?
でもBさんて、絶対に人に恨まれる人じゃないしね・・・」
ってAさんは言い終わってから
「結論として写メに写っていたのは歴然とした事実だよ・・・
もう止そう。このザワザワする気持ちを静めるためにも、もう少し力水(ちからみず)をつけてから行こうよ」
ということになり更に杯を重ね、後は取りとめもない話をしていました。

熱気が肌にからみつく夜です。
二人の行く手に真っ赤な大きな満月が立ちはだかり、二人の影は黒ずんだアスファルトの路面に細長く延びきっていました。幽霊がでるのにはまさにおあつらえの状況です。
時計の針は長針と短針がキスをしようとするロマンチックな時間になっていました。
どうやら居酒屋に近づいてきたようです。

居酒屋の前に近づくとAさんが、押し殺した声で私に言ったのです。
「ビンゴ!
Bさん、いたよ」
私も目を凝らして居酒屋を見ると、間違いなくBさんが廃屋の居酒屋を覗きこんでから、店のドアを開けて中に入ろうとしています。
二人は期せずして
「Bさん」
って大きな声で叫んでしまいました。
するとBさんは私達の突然の声に驚きしばし固まっていました。
それからおもむろに私達の方に体の向きを変えました。
そしてBさんは
「貴方達はどなたですか」
と質問をしたのです。
私は
「貴方はBさんではないのですか」
と畳みかけるようにいいますと、Bさんは少し考え込みながら
「もう一度聞きます。貴方達はどなたですか」
というので
Aさんが
「私達は、亡くなったBさんの友達です。
最近夜な夜なこの店の前にBさんが現れるというので確認にきたのです」
と答えました。
するとBさんは、落ち着いた声でゆっくりと
「私は池袋警察の田久保という捜査二課の刑事です。Bさんの事件を担当しています。
本件、正直なところ少し難航しています。何か手掛かりがないかという事で
私達刑事(デカ)言葉でいう『現場百回』を実践していたのです。
そうそう私の顔は亡くなられたBさんに似ているみたいですね。
私自身そうは思ってないのですが、Bさんの奥さんは初めて私の顔を見た時に言葉を失っていました」
「そうだったのですか、そうとは知らず公務中失礼しました。
私達、Bさんには生前大変お世話になっていました。
できましたらなんとかBさんの犯人を捜し出して、Bさんの霊が安らかになるようにしてください」
と言って、Aさんと顔を見合せ田久保刑事に深々と挨拶をしてから別れたのです。
という事でAさんの写メに写っていたBさんは、この事件を捜査していたBさんに瓜二つの田久保さんという刑事だったのです。

それから3週間経ちました。奥様がチャリに乗っている時に車がぶつかってきて軽い怪我をしました。
私は刑事事件にするような交通事故でもないので、奥様には民事にするように言い含めました。
そしてその手続きの為に二人で池袋警察に出向いたのです。
私は付き添いなので奥様が手続きしている間手持無沙汰だったこともあり、受付に行きBさん事件の担当の田久保刑事がおられるのならお会いしたいとお願いしたのです。
すると受付の女性は、田久保という刑事は当所轄にはおりません、というではありませんか。
私は驚いて、3週間前に会ったばかりなのですが、と興奮した声で詰め寄ったのです。
すると受付の女性は極めて事務的な口調で、過去にも、もちろん現在おいても田久保という刑事は当所轄にはおりません、とケンモホロロ全く取りつく島もありませんでした。
それであれば私達が金曜日の深夜に出会った人物は一体誰だったのでしょう。
もしかするとBさんが田久保さんという方にとりつき現世に現れたのかもしれません。
いやいや田久保さんという人間はそもそも実在していなかったのでしょう・・・


このスゴイ筋力はスゴイですね・・・



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今日は九段に出没です。
今日のお店は5年間行きたくて行けなかった候補店です。
今日のお店は「旬菜ステーキ処 らいむらいと」さんです。

住所: 東京都千代田区九段南3-4-8 パディホームズ一口坂 1F・B1F
電話:03-3230-2593
定休日:日曜・祝日

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お店の外観です。

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店内の雰囲気です。

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メニューです。

今日のオーダー「らいむらいと風ハンバーグステーキ(200g)+ガーリックライス」@1,512+@540=2,052円です。
落ち着いた店内ですね。
リーマンは私だけで後は全員カップルです。
そんな中で私の携帯にはジャンジャン電話がかかってきて完璧に「空気読めよオッサン」状態になっていました。
一応階段下まで移動して話していたのですが、五月蠅かったですか。ごめんなさいです。

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待つこと9分で「らいむらいと風ハンバーグステーキ+ガーリックライス」の到着です。
見た目オサレです。

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それでは実食です。
肉の旨みを封じ込めた芳醇なハンバーグです。
お箸で食べられるフワフワ感は好評価です。
噛みしだきますと、口の中でふんわりと肉汁が広がります。
ガーリックのきいた泡立てたバターと醤油のホワイトガーリックバターソースがこの美味しさに加勢します。
これにパンチのきいたガーリックライスがお伴ですから、まさに至福の神の降臨状態です。
これてよかったです・・・

ちなみにこの後会社には戻りました、ハイ。
こんな日もあります・・・

それでは(^_-)

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