今日は私の遅まきながらの誕生日パーティです。
今回の仕切りは次男です。
次男が選んでくれたお店は、大泉学園の中華の絶巓「八」さんです。
ということで本日はフリネタがない番外編ですが、宜しかったらお付き合いください。
住所: 東京都練馬区大泉学園町1-1-19第二パールハイツ1階
電話:03-6311-0672
定休日:月曜日
お店の外観です。
店内の雰囲気です。
今日の料理は高野シェフのrecommendation(おまかせ)です。
多くのスペシャリテが盛り込まれているはずです。
楽しみです。
それではlet’s get started ! です。
#前菜
画像の右側は「金糸海月(くらげ)の玉子巻」です。金糸海月はとびきり細く切られています。
真中は自家製チャシューとクルミの飴炊きです。
左側は株の甘酢漬け、白菜の甘酢漬け、茄子の南蛮漬けです。
前菜は鐡板です。特に秀逸なのは自家製チャシューとクルミの飴炊きです。絶品です。
#大根、干し椎茸、鶏肉、クコの実、フカヒレ、金華ハムのスープ
中国では「兵士は銃で戦い、厨師(コック)は湯(タン)で戦う」と言われ、湯(タン)は中華料理の味を決める重要な要素となっているのです。
湯(タン)の持つうま味は、素材のうま味を更に引き立てることが出来ますし、上等な湯(タン)はそれだけで一品料理として成立するのです。
今回のスープは材料を3〜4時間も蒸した手の込んだ一品です。
味ですか濃厚で深みがあり且つキレもあります。
とても秀逸な味です。
心までがほんわかと温まってきました。
#ドライトマトと大根の焼売、上海蟹の蒸し餃子
両方とも美味しくいただきました。
上海蟹の蒸し餃子は味わい深いですね。
美味しゅうございました。
#鴨のローストと柿のサラダ
鴨と柿は合うという高野シェフのひらめきによって創られた一品です。
柿は東京御所という最近breakしている人気柿です。
ドレッシングは自家製です。
柿の落ち着いた甘さとジューシな鴨は良くあいます。
まさに相乗効果のなせる一品と称してもよいでしょう。
これは「ほっぺた落ち」です。
ちなみに左半分の空白地帯は私がメモ書きしている間に、次男がすかさず食べてしまった事によりできているのです。
#トマトと玉子の炒めもの
これは玉子好きの私の為に高野シェフが作ってくれた一品です。
緑色の野菜は百合の蕾です。
トマトの酸味と玉子のまろやかさはとても合うのです。
私のお気入りの料理です。
とても美味しいです。
#大海老、ロブスターマッシュルーム、ジャガイモ、ゴボウのXO醤(エックス・オーじゃん)炒め
本日のスペシャリテです。
画像で紫色にみえますのがロブスターマッシュルームです。
これは外観がロブスターに似ているのでロブスターマッシュルームと言われています。
キノコなのに渋みがあるので良いアクセントになっています。
ジャガイモは「インカのめざめ」です。
「インカのめざめ」の肉質は柔らかで舌触りはかなりなめらかです。
ゴボウは「渡辺早生ゴボウ」です。
「渡辺早生ゴボウ」の肉質は柔らかく内部の空洞もなくみっしりとしていて、食味抜群で馥郁たる香気があります。
これらに海老油、海老子、海老味噌を主体としたXO醤で炒めたものです。
XO(extra old)とはものすごく素晴らしい超高級品ということです。
XO醤は80年代後半に香港ペニンシュラホテルのコックが考え出した調味料のことで、あまりにも素晴らしいできだったのでこの名前を付けたそうです。
味ですか、まさに中華のディズニーランドです。
即ち「夢と美味の王国への誘(いざな)い」であります。
食感の妙が楽しめます。今日一です。
#卵白と蟹の餡かけチャーハン
これは次男のリクエストです。
とろーりとした白色の餡がエベレストの冠雪を想起させます。
冠雪の下にくるまれているのは、ふんわりと揺れる音が聞こえてきそうなたおやかな味のチャーハンです。
加えて目にも鮮やかな真っ赤な蟹です。
赤は太陽をあらわし、白は純潔をあらわすといわれていますが、ここではこの二色は美味しさのアイコンなのです。
これは理屈抜きで美味しいです。
#デザート
デザートは小豆とココナッツのプリン、栗のアイス、マーラーパン(馬
これはシェフの奥様の担当です。
家族でデザートの内容当てをやりました。
私は小豆、次男は栗、奥様は杏、長男は白票でしたが、当てたのは私と次男でした。
味ですかみんな美味しいです。
秀逸なのは小豆とココナッツのプリンです。
多分このプリンは東京の中華デザートの中でもtop3に入るでしょう、自信ありです。
ということで私のbirthday partyは大団円を迎えました。
高野ご夫妻ごちそうさまでした
また本パーティを企画してくれました奥様、長男、次男ありがとう。
大変素敵なプレゼントもいただき重ねてありがとう。
大事に使わせていただきます。
今年も残りわずかですが、悔いのないよう頑張って乗り切りましょう。