今日は「Osaka Rhapsody」です。
大阪ナイト

三ノ宮
商都大阪には約3年いました。
大阪にいたと申しましてもその実態は大阪、広州、香港、高雄(台湾)の4箇所を点々としておりましたので、関西で詳しいと申したら神戸・三ノ宮だけでした。
神戸・三ノ宮には本当に良く飲みに行きました。
ほとんどは接待及び接待受けです。
いまではどこの会社も厳禁している馴れ合い接待です。
だいだい飲む仲間は固定しており、私が三ノ宮で接待しているとそれを聞きつけ業界の人間が集まってきて、二次会、三次会と場所を変えるたびに参加メンバーが入れ替わっていくのです。
行く場所はほとんどが中国人、台湾人、タイ人がやっているスナックで、しゃべる言葉は日本語、中国語、英語、のちゃんぽんです。
実は大阪に転勤するまでは禁酒していたのですが、単身赴任という独り身であることより、徐々に禁酒を解いていたのでした。
素面で飲みにいってもこれだけハジケルのですから酔うとすごいことになるのです。
場が盛り上がるといえば格好よいのですが言い換えれば壊れたジェットコースター状態になります。

中国人スナック
そもそも私は女性潔癖性格なのですが、これが裏目にでてやたら外国人女性には人気があったのです。
但し人気があるだけでそこから先の発展的外交には残念ながら至らないのであります。
したがいまして三次会にもなると色々なスナックの女性が五月雨的に集まり「ザッツ宴会」となるのです。
本当に体が壊れる一歩手前まで飲んでいました。
楽しい飲み会は、本当に時間をふくらませるな、と思っていました。

毎日毎日くだらない話ばかりしていました。
しがたいまして夜な夜なのデキゴトは朝のトイレと共に流していたのですが、以下の話は実話だけに妙に記憶に残っていましたので紹介します。

重症急性呼吸器症候群(SARS)が大流行していた頃の話です。
このネタの主人公はトヨタ系列の中国現法に勤めていた開発担当の人間です。
ちなみに彼は中国語、英語が堪能でした。
その彼はなにをトチ狂ったのか、熱いご飯に生卵をかけてその上から醤油をかけ回して食べたいと思い、そして実行しました。
食べた後に彼は中国に住んでいた事を思い出し慄然となったのです。
全世界で生玉子を食べるのは日本人、韓国人、香港人後はロッキー(シルベスター・スタローン)だけなのです。
欧米では卵の生食はかなりのゲテモノ料理とされています。
法律で生卵を食べる事を禁じている国もあり、卵食は特異な食文化であると言えます。
これは生卵のサルモレラ菌による食中毒を恐れてのことです。
日本の特に現代の鶏卵の生産管理システムが世界最高水準の衛生管理であることから、日本人の卵の生食を可能にしているのです。

閑話休題おはなしはもどりまして
あしたのジョー
翌日、案の定想定内発症が始まり、お腹がゴロゴロとなる号砲を合図にトイレへの反復行動を無間地獄のように繰り返し、15時頃には戦い終えた矢吹丈のように白くなって冷たい底光りのする陶器の便座の上に身動(みじろ)ぐことなく固まっていたそうです。
おまけに高熱もでてきたようで、医者に行って抗生物質をもらわないとどうしようもないと思った彼は、車をなんとか運転して病院についたそうです。
そこにはSARSの患者が列をなして、簡単な診察を受けると、隔離病棟に自動的に移送されていたのです。
彼が自らの症状を説明していたら、医者は途中でSARSだと診断し隔離病棟への移送手続きを取り始めたのです。
たまらないのは彼です、SARSの処方は体内の毒素をだす処置即ち外剤投与です。
下痢を治しにきているのに、さらに強い下剤をだされたら本当に死んでしまいます。
そこで彼は得意の中国語で、生卵を食べて下痢をしているんだ、たまさか写メしていた画像を医者にみせ、猛烈抗議を続けた事で、医者も初めて状況を理解し下痢止めと抗生物質を与薬してくれたのです。

彼はもし中国語が堪能でなかったのなら、間違いなく隔離病棟で死んでいたと、笑いながら話していましたが・・・
実話だけに恐ろしい話であります。


人間の体内にはたくさんの液体や半固体があって、ときにそれはゲロやおしっことして体外へ排出される汚いものの代表だ。貯めておくより出してしまったほうがいいのはもちろんなのは、膿もそのひとつ。このCMはこんなになる前にオキシーの洗顔料で顔を洗いましょうというものだが、その気持ち悪さは超ド級ですのでお食事前には絶対に見ないでください!!!



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今日は大阪に出没です。
今日のお店は、100回は行っている懐かしいお店であります。
今日のお店は「こぼけ」修堂町店さんです。

住所: 大阪府大阪市中央区道修町4-4-10 KDX小林道修町ビル1F
電話:06-6227-1330
定休日:土曜・日曜・祝日

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お店の外観です。
私が大阪にいた頃は古びた木造の二階建てだったのですが、このような近代的なビルに入居しているとはクリビツです。

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メニューです。

今日のオーダー「すき焼あんどヘレカツ」@880円です。
値段は当時とあまり変わらないような気がします・・・

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生卵、味付け海苔、漬物はご自由にいただけます。
私はここの漬物と生卵が大好きなのです。

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待つこと1分で「すき焼あんどヘレカツ」の到着です。
早っ!です。
美味しそうですね。

食べようかなと思っていたら私の両サイドの人が私と同じ定食を頼んでいました。
この定食には温泉卵が付いているのですが、両サイドの方々はfreeの生卵をかごからとりだし、割り、シャカシャカと音を立てて、生卵をかき混ぜて、さらに多重円を書くように醤油をかけ回してから、おもむろにその作品を熱々のご飯の上にかけ回したのです。
ちょっと待って下さい。本妻の温泉卵の立場はどうなるのですか、と思わず叫びたくなりましたが、最近は円熟の境地ですので留め置きました。
最終的には温泉卵も召し上がっていたのですが、大阪の人って卵がお好きなのですね♪

そうそう味ですね。

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まずは「すき焼」です。牛肉文化のメッカ商都大阪ですので、このすき焼はまずいわけがありません。
すこし味醂が強い感じもしますがno problemです。
やわやわの肉にたまらず舌鼓でございます。
美味しゅうございます。真っ赤な紅生姜のアシストありがとうございます。

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「ヘレカツ」は揚げかた、衣の食感、肉のまろやかさ全て最高です。
「ヘレカツ」なので少し硬いかなと思ったのですが、それは砂漠の蜃気楼から見える幻みたいなもので、誤った幻想でありました。
これまた美味しいです。最高です。
コスパも良いです。
又機会があったら再訪したいものです。

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番外編です。
ここは私が在阪時代にさんざんお世話になった社員食堂です。
なんですかこの安さは・・・
思わず笑ってしまいました。

それでは(^_-)