今日は「久々のサプライズ」です。
小江戸大江戸
私のマラソンクラブの仲間が「第4回小江戸大江戸200k」に参加して28時間1分9秒で完走しました。
コースは川越蓮馨寺〜荒川〜押切橋〜重忠橋〜R140旧道〜玉淀大橋〜R254〜唐子〜R254〜川越蓮馨寺〜R254〜熊野町交差点〜環6〜都庁〜表参道〜六本木〜東京タワー〜皇居〜日本橋〜両国国技館〜スカイツリー〜浅草で折り返してスタート地点に戻ってのゴールで走行距離203kmです
参加資格は地図を読みながら走行できること、交通ルールを守れることが基本条件で、100km以上のウルトラマラソン大会に完走したことのある20歳以上の健康な男女ということです。

私のマラソンクラブでは55歳くらいから体力の衰えを感じ、スピードマラソンから距離マラソンに移行する人が多くて100km以上のウルトラマラソンに出走するのはざらにいるのですが、さすがに200km以上完走というのは今回の快挙を除けば今までたった一人でした。
でも28時間のようなkm/8分20秒というようなハイペースの記録はいまだかつてありません、これには本当に驚きました。
ちなみに「小江戸大江戸200k」の過去の最高記録は22時間51分でした。
上には上がいるものです。

この仲間の話を聞く限り、ほとんど雨の中を走ったようで、しかも不眠での完走ですからね、尊敬します。
人間は鍛えればこのような事ができるのですね。
個人的な最高距離ランは60kmです。
それもマラニックですから途中に休憩が入りますので楽といえば楽ですが、それでも完走した後はぐったりとしていました。やはり20km位が走った後に疲労も残らずそれなりの達成感もあり個人的には好きな距離です。
人間は極限にくると脳内麻薬(エンドルフィン)等がわき出てきて苦痛が緩和されるのは理解していますが、それに反して脳はその肉体の機能が停止すると脳そのものも停止してしまうのでありとあらゆる方法でその肉体の機能が停止するのを防ぎます。
例えば、これ以上走ったら死んじゃう、みたいな指令を脳はだします。
ちょっとわかりにくいのですが、脳は一方では整腸剤を投薬しその一方では下剤を投薬するような矛盾した事をするのです。
そしてその葛藤を打ち破るのが「達成感」です。
私を含めてマラソンにのめり込んだ人達は、この「達成感」が気持ち良いので走っているのでしょう。

ちなみに私の仲間は完走後川越から電車で帰宅し、いつもより少し早めに就寝して次の日の月曜日は普通に会社に行ったとのことです、化け物か(笑)
いずれにしても203km、28時間は本当にすごいものです!
最近フルマラソン走っていないのでたまには出てみますか・・・


え、どうなってるの?この不思議な階段のトリックわかりますか?
不思議な階段として話題になっています。
0:30〜、1:20〜2:00と3:21〜を見て頂ければ・・・


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今日は京都に出没です。
今日のお店はフリネタの通り「サプライズ」です。
いつも食べに行くお店が「裏メニュー」をやっているのを知っていました。
いつか食べてやろうとその機会をうかがっていましたが、今回取引先と夜、京都で会食する機会ができましたのでそれに便乗したのでした。
ところが京都ですので一見の客にはこの「裏メニュー」は供さないのですが、何故か・・・
本当に何がどうしてこうなったのかは不明なのですが、お店の方は私の事を京都府警の人間と錯誤していてすんなりと受付してもらったのです。
後でその錯誤は解けたのですが、その件(くだり)は長くなりますので割愛します。
ということで今日のお店は「△△(店名は非公開)」さんです。

住所: 非公開
電話:非公開
定休日:日曜日

まずいきなり出てきましたのが「白魚(シロウオ)のおどり」です。
かつて近所のカナダ人に「踊り食い」を「I dance and eat it」と言ったらマジに信じてしまい洒落にならなくなってしまいました。
実は今回の「白魚のおどり」で私の浅学非才を証明してしまいました。
本当に今日の今日まで「白魚のおどり」の白魚は「シラウオ」だと思っていたのですが、
シラウオ(白魚)は、網にかかっただけで死んでしまうほど極めて繊細な魚で、活魚として流通させるのはできないのですね。そこで登場したのがシロウオ(素魚)なのですって。
知ったかぶりをして恥をかいてしまいました。
さら〜に勘違いしていたのがシラスです。
シラスは、カタクチイワシ・マイワシ・イカナゴ・ウナギ・アユ・ニシンなど、体に色素がなく白い稚魚の総称でこれは端(はな)から踊り食いができないのですね。
なかなか食通を気取るのは大変だな、ということを実感しました。

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踊り食い
まあ画像を見てください。
なにやら金魚すくいの様な感じですが、これが白魚(しろうお)です。
アミで好くってまずは玉子醤油につけて頂くのですが、ピシャピシャッピシャと跳ねて跳ねて大変なのです、この玉子醤油周辺半径10cmには皿から飛び出た白魚が跳ねまわっていて五月蠅いことこの上ないのです。
仕方なく箸でつまんで元の器にもどすのですが、なにやら箸の使い方の技能試験みたいな風情になってきて、本当に面倒くさい食べ物です。
味ですか、清涼感あふれのど越しさわやかなのですが、一回でよいです。
この日はクレリックのワイシャツを着ていたので、袖口の白いところに玉子醤油の飛沫が付かないか気になって、正直よく味わえませんでした。
明治の人は、白魚は月島の佃(海水と淡水が混じっている河口なので)に限る、といっていたそうですが、現代におきかえるとかなりのベロメーターの持ち主でないとその産地の違いは分らないでしょう、多分。

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おつくりです。
帆立と海老です。
ウ〜ン、海老の甘さと帆立のふくよかな味が秀逸です。
日本酒で合せたいところですね。

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ヒラメの刺身です。
女将に「錦市場で仕入れたのですか」と聞けば「そんなあほな、あこは観光客相手の市場ですよって、仕入れたんは京都中央市場のとある仲買さんです。その仲買さんは祇園の一流料亭にも卸しはるので、お客さん達の召し上がってはるヒラメは祇園で食べんのとおんなじでっせ」とのことでした。
肉厚の厚いひらめは新鮮で白身魚のたおやかさに加えて凛とした歯ごたえがありました。すごく美味しい。

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白眉はヒラメのエンガワです。
このエンガワは私一人で半分位いただきました。
味は普段食べる回転寿司のエンガワとは天地の違いで、口に入れた時の脂がまろやかです。
脂っぽくないのですね、これは言葉に表せない程の美味しさです。

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「バフンウニ」です。
うには種類によって旬の時期も違うのです。 ウニの種類ごとの旬の違いがあります。
3〜4月はバフンウニ。 6〜8月がムラサキウニ。 7〜8月がエゾバフンウニ。 9〜11月がキタムラサキウニです。
産卵期前の3〜4ヶ月のバフンウニが一番美味しいとされています。
昆布のミネラルをたっぷりと蓄え、まるまると肥えたウニが不味いわけがありません。
たまらずホッペタがおちてしまいました。

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トレサビリティ
締めは「すき焼」です。
Traceabilityによりますと長野県の黒毛和牛です。
氏素性がしっかりしている牛さんです。
美味しくいただきました。
しらなかったのですが京都の「すき焼」って「お麩」を入れるのですね。
最後の方になると全ての旨味を「お麩」が吸い込んでいるので、実はこの「お麩が」一番美味しかったのです。

最後にお値段ですが、これでななんとお一人様消費税込みで@4,000円です。
これこそまさにB級グルメでしょう!

それでは(^_-)