今日は「美穂先輩のmagic」の話です。
大学のテニスサークルの合宿の時の話です。
夕食後は軽く飲んでその後は就寝の時間までくつろいでいます。
皆は先輩の部屋に訪れて他愛もない話をしています。
その中でやたら人気があったのは美穂先輩のroomです。
何故かっていうと、美穂先輩は後輩たちの恋愛相談をしていたからです。
その中で白眉は今付き合っている人を当てるというmagicです。
百発百中相談しにきた女子の今付き合っている人の名前を当てるのです、魔女か?
暇だった私は、あるとき許しを得てその一部始終を見させてもらいました。
美穂先輩は相談しにきた女子に、名前を言わなくてもいいけれど、念が入らないのでこの紙に付き合っている若しくは好きな人の名前を書いて私に渡して、と言ってから小さな紙を女子に渡します。
それを書き終えて美穂先輩に紙を渡した後女子は恥ずかしそうに、本当に恥ずかしそうに、美穂先輩、終わったら必ず返してくださいネ、と念を押すのです。
その紙をもらった美穂先輩はまるで千羽鶴を折るかの様に小さく折りたたんで、それを額に押し当てて、質問をしてその質問を女子が答えると、その紙を女子の前に転がします。
質問している内容は、私がそばで聞いている位ですから、たいした内容ではありません。
彼とうまくいっているの、とか、彼は優しいの、とか本当にsimple interviewです。
そして聞く度毎にその紙を額に押し当ててから女子の前に転がすだけなのです。
たまに念が弱くなったから、少し紙を開かせて、と言って、紙の折り代(しろ)をゆっくりと押し広げます。
それを数度となく繰り返すと、突然に美穂先輩は、わかったわ、と言い、私が後ろでロバの様に耳を欹(そばだて)ているので、その女子ににじり寄るのです。
そして貴女の彼って▲▲君ね、と私に聞こえないような小声でいってから、大丈夫!この恋はうまくいくわ。私が保証するからって、いうのです。
すると美穂先輩のご託宣は正鵠を射たようで、美穂先輩の後押しを受けた女子は、顔を赤らめながら、美穂先輩、絶対、絶対に内緒ですからね、と言ってうれしそうに駄目ダシをするのです。
二三人のinterviewを見ていたのですが、美穂先輩は応答質問がお上手なのですネ。
中には、涙ぐむ女子もいて、私は女性のナイーブな心根を見たような気がしました。
それにしても、的中率は100%でした、スゴイ技です。
これで終わらせたいところですが、これで終わったら読まれていた人はstressがたまると思いますので、敢えてネタバラシをします。
翌年の合宿、美穂先輩が最終学年になったので、相談者が増大しました。
私も二年生になっていたので、後輩の女子の相談の時には断りなく脇で美穂magicを鑑賞していました。
あるとき美穂先輩が相談者多数による疲れの為かほんのわずかなmissをしたのでした。
目を皿のようにして見ていた私がそれを見逃す訳がありません。
美穂先輩のmagicはあらかじめダミーの紙を用意していて、額に押し当てる時にすり替える技だったのです。
そして質問を繰り返しながら、左手に隠した名前を書かれた紙を慎重にしかもゆっくりと開けるのです。そして名前が確認できたあとはゆっくりとまた元に戻して、また額に押し当てる時にすり替えるのです。
手品でいうとpaper switchという技だそうですよ。
美穂先輩は数多(あまた)のロマンスを見続けてcampus lifeを全うした訳ですから、そういう意味では“魔女”だったのかもしれません。
美穂先輩は仏文だったので、卒業後は仏蘭西大使館に入られました。
その後の音信は知りえませんが、とても綺麗な先輩でしたネ。
トヨタのモーターショウのPVです。
私の孫達はこのような車に乗っているのですネ。
今日は月島に出没です。
たまにはA級グルメの店でも行くかと訪れたお店がこちら「天元」さんです。
住所: 東京都中央区月島1−17−5
:03-3531-5668
定休日:不明
お店の外観です。
以前は昭和レトロが横溢するお店でしたが、大黒柱のみを残して建て替えをしたそうです。
増改築ではありません!
別に私が敢えて強調する必要もありませんが、お店のお嬢様に強く言われましたので・・・
店内の雰囲気です。
中華丼メニューです。
本日のオーダー「豚角煮青菜の中華丼」@1,200円です。
待つこと10分で着丼です。
見た目美丼です。
それでは実食です。
角煮が柔らかです。
ゼラチン質も適度にあります。オイスターソースと醤油で味付けされた豚肉は、ホッコリとしていてとても美味しいです。
餡はトロミもいいし、上品な風合です。隠し味の八角も絶妙なアクセントになっています。
月島では鄙にも稀なという中華料理店ですネ。
月島はハイソな街ですが、コト中華においてはやはり“鄙の街”と言わざるを得ません。
よって“鄙”の件(くだり)は、私に突っこまないでください。
月島に中華の名店ありです
大学のテニスサークルの合宿の時の話です。
夕食後は軽く飲んでその後は就寝の時間までくつろいでいます。
皆は先輩の部屋に訪れて他愛もない話をしています。
その中でやたら人気があったのは美穂先輩のroomです。
何故かっていうと、美穂先輩は後輩たちの恋愛相談をしていたからです。
その中で白眉は今付き合っている人を当てるというmagicです。
百発百中相談しにきた女子の今付き合っている人の名前を当てるのです、魔女か?
暇だった私は、あるとき許しを得てその一部始終を見させてもらいました。
美穂先輩は相談しにきた女子に、名前を言わなくてもいいけれど、念が入らないのでこの紙に付き合っている若しくは好きな人の名前を書いて私に渡して、と言ってから小さな紙を女子に渡します。
それを書き終えて美穂先輩に紙を渡した後女子は恥ずかしそうに、本当に恥ずかしそうに、美穂先輩、終わったら必ず返してくださいネ、と念を押すのです。
その紙をもらった美穂先輩はまるで千羽鶴を折るかの様に小さく折りたたんで、それを額に押し当てて、質問をしてその質問を女子が答えると、その紙を女子の前に転がします。
質問している内容は、私がそばで聞いている位ですから、たいした内容ではありません。
彼とうまくいっているの、とか、彼は優しいの、とか本当にsimple interviewです。
そして聞く度毎にその紙を額に押し当ててから女子の前に転がすだけなのです。
たまに念が弱くなったから、少し紙を開かせて、と言って、紙の折り代(しろ)をゆっくりと押し広げます。
それを数度となく繰り返すと、突然に美穂先輩は、わかったわ、と言い、私が後ろでロバの様に耳を欹(そばだて)ているので、その女子ににじり寄るのです。
そして貴女の彼って▲▲君ね、と私に聞こえないような小声でいってから、大丈夫!この恋はうまくいくわ。私が保証するからって、いうのです。
すると美穂先輩のご託宣は正鵠を射たようで、美穂先輩の後押しを受けた女子は、顔を赤らめながら、美穂先輩、絶対、絶対に内緒ですからね、と言ってうれしそうに駄目ダシをするのです。
二三人のinterviewを見ていたのですが、美穂先輩は応答質問がお上手なのですネ。
中には、涙ぐむ女子もいて、私は女性のナイーブな心根を見たような気がしました。
それにしても、的中率は100%でした、スゴイ技です。
これで終わらせたいところですが、これで終わったら読まれていた人はstressがたまると思いますので、敢えてネタバラシをします。
翌年の合宿、美穂先輩が最終学年になったので、相談者が増大しました。
私も二年生になっていたので、後輩の女子の相談の時には断りなく脇で美穂magicを鑑賞していました。
あるとき美穂先輩が相談者多数による疲れの為かほんのわずかなmissをしたのでした。
目を皿のようにして見ていた私がそれを見逃す訳がありません。
美穂先輩のmagicはあらかじめダミーの紙を用意していて、額に押し当てる時にすり替える技だったのです。
そして質問を繰り返しながら、左手に隠した名前を書かれた紙を慎重にしかもゆっくりと開けるのです。そして名前が確認できたあとはゆっくりとまた元に戻して、また額に押し当てる時にすり替えるのです。
手品でいうとpaper switchという技だそうですよ。
美穂先輩は数多(あまた)のロマンスを見続けてcampus lifeを全うした訳ですから、そういう意味では“魔女”だったのかもしれません。
美穂先輩は仏文だったので、卒業後は仏蘭西大使館に入られました。
その後の音信は知りえませんが、とても綺麗な先輩でしたネ。
トヨタのモーターショウのPVです。
私の孫達はこのような車に乗っているのですネ。
今日は月島に出没です。
たまにはA級グルメの店でも行くかと訪れたお店がこちら「天元」さんです。
住所: 東京都中央区月島1−17−5
:03-3531-5668
定休日:不明
お店の外観です。
以前は昭和レトロが横溢するお店でしたが、大黒柱のみを残して建て替えをしたそうです。
増改築ではありません!
別に私が敢えて強調する必要もありませんが、お店のお嬢様に強く言われましたので・・・
店内の雰囲気です。
中華丼メニューです。
本日のオーダー「豚角煮青菜の中華丼」@1,200円です。
待つこと10分で着丼です。
見た目美丼です。
それでは実食です。
角煮が柔らかです。
ゼラチン質も適度にあります。オイスターソースと醤油で味付けされた豚肉は、ホッコリとしていてとても美味しいです。
餡はトロミもいいし、上品な風合です。隠し味の八角も絶妙なアクセントになっています。
月島では鄙にも稀なという中華料理店ですネ。
月島はハイソな街ですが、コト中華においてはやはり“鄙の街”と言わざるを得ません。
よって“鄙”の件(くだり)は、私に突っこまないでください。
月島に中華の名店ありです